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独立4年目のフリーランサーが語る、小杉湯となりで得た「仕事だけじゃない時間」

杉並区・高円寺の老舗銭湯「小杉湯」のとなりに位置する、会員制シェアスペース「小杉湯となり」。

会員さんが感じているとなりの良さを発信できたら、もっと多くの人に魅力が伝わるのでは?
このnoteは、そんな会員さんの声から発足した現役会員さんへのインタビュー企画です。
連続5回のシリーズでお届けしたこちらの企画も、今回が最終回となりました。

第5回目に取材したのは、フリーランスで、家屋のリフォーム業を営む三原さん。会員歴は1年3ヶ月です。

\このnoteは、こんな人におすすめです/

✅フリーランスで仕事をしている方
✅自分と異なる世代とのつながりを持ちたい方

会員さんのみならず、スタッフにも積極的に話しかけてくれる三原さん。どんなことを考えながらとなりを利用してくださっているのか、インタビューをしてみました。
ぜひ、最後までご覧くださいね。

仕事の変化をきっかけにとなりへ。となりは生活リズムを整える場所

ー三原さんがとなりに入った背景を教えてください。

三原さん:元々は飲食店でキッチンや食品関係の営業をしていて、3年前に独立してフリーランスになりました。
独立当初はカフェで仕事をしていたんですが、店内で電話ができなかったり、周囲に気を遣わなければならなかったりと不便を感じていて、コワーキングスペースを探していたところ、元々小杉湯に通っていたこともあり、となりを見つけたという感じでした。

ー独立をきっかけに、仕事スタイルがガラッと変わったんですね。現在の働きやすさはいかがですか?

三原さん:働きやすいけれど、自分で仕事をコントロールするのは大変ですね。
ただ、サラリーマン時代、ぼくは社内でのコミュニケーションが本当に苦手だったんです。それがひとつの原因で体調を崩してしまったことがあり独立を決意したんですが、会社員のころのようなストレスはなくなりました。

ーいつもの三原さんからコミュニケーションに苦手意識があるとは思えないので、驚きです。となりは、会員さん同士のコミュニケーションが活発であることが特徴のひとつだと思うのですが、となりを選び、続けてくださっているのはなぜなんでしょうか?

三原さん:社内コミュニケーションは利害が発生することが多かったので、となりでのコミュニケーションとは少し違うかな。社外への営業が得意な自覚はありましたし、人と交流すること自体は好きですね。

となりを選んだのは、元々小杉湯に通う習慣があったから。そして、自分だけで仕事をしているとついだらけてしまうので、1人で集中できる環境がありながらもほどよく人の目があるからです。
となりでは事務仕事をしたり、見積書を作ったり、調べ物をしたりしています。
自宅でやるには億劫な作業ですが、ひとまずとなりに行けば作業をしている人がいるし、パソコンを開いて自然と業務を進められます。始めるのがいちばん大変なんですよ(笑)

ー始めてしまえばできるんですよね…共感します。

三原さん:そうそう。他にも、ほどよい交流があったり、スタッフさんが作る食事のおかげで適量を食べることができたりと、となりに行けば生活リズムが整います。
毎回外食をするとカロリーが高くなってしまうじゃないですか。

また、入会して数ヶ月経ったころ、変化を求めて他のコワーキングスペースを検討したこともあったんですが、となりは作業をするだけの場所にとどまっていないなと気づき、継続しています。

となりの魅力は、顔馴染みの人がいて、若い世代の意見が聞こえること

ー三原さんが考える、となりの魅力はなんでしょうか?

三原さん:いちばんの魅力は、となりに行けば顔馴染みの人がいて安心できることですね。フリーランスだと孤独を感じる人も多いんじゃないかな。

ぼくも仕事をしていると、人と仕事以外の会話をすることがほとんどないんですが、となりで「今日は何していたんですか?」など、一言二言何気ない会話をしています。
あと、ぼくからよく質問をしていますかね。「この人は、どう考えるんだろう」と気になって。

ー三原さんが、会員さんやスタッフに積極的に話しかけてくださる姿をいつもお見かけします。

三原さん:小さいころから、とにかくよく質問する子でした(笑)
ぼくは、特に若い世代の意見を聞けることがいいなと思っているんです。世の中が急速に変わっていく中で、若い人のほうが時代に適応していると思うから。今、こういうものが流行っているんだと発見があったりもします。

そして、コミュニケーション能力がある方が多くて、自分が同じくらいの年齢だったら、ここには入れなかったかもしれないなと関心します。

ーだからスタッフにも分け隔てなくしゃべってくださるのか!納得しました。

仕事をするだけじゃない。息抜きの時間も楽しみのひとつ

ーとなりでの好きな場所や時間帯を教えてください。

三原さん:いつも1階を使っていますね。普段は夜利用していますが、溜まった事務仕事を片付けるためにたまに朝に行ったりして、すがすがしい気持ちになります。

朝にとなりへ行くと、話したくなる顔馴染みのスタッフがいるんです。仕事をしに来たはずなのに、話してあっというまに時間が過ぎています。

ー仕事が進まないのですね!(笑)でも、話したくなる気持ちはとてもわかります。

三原さん:つい、話が盛り上がってしまうんですよね(笑)
もちろん集中して作業するときもありますが、しゃべって終わる時間も楽しいと思っています。

ー最後に、となりを訪れたことのない方へ一言お願いします。

三原さん:まずは、ドロップインに来てみてほしいですね。
会員の契約をするよりもハードルが低いし、となりの雰囲気が分かるはずです。となりには、話しやすい雰囲気のあるいい人が多いですよ。

ーはじめてのご利用いただく方は、ぜひ三原さんともお話してほしいな〜。ありがとうございました!

さいごに

年代問わず、特に若い年代からさまざまな意見が聞けることがメリットとお話してくださった三原さん。実際、三原さんの口から出たよくお話する会員さんのお名前は、10歳ほど年齢差のある30代前半の方々でした。

となりで過ごす中で、性別や年齢でカテゴライズすることはまったくありませんが、これまでの居場所では出会わなかった世代と接点を持てることは、となりの魅力のひとつだと感じます。

1人で集中できるコワーキングスペースが欲しいと思っている方に、となりはもちろんオススメですが、となりの魅力はそこだけではないことに改めて気づかされました。

気分に合わせて「交流ができる場所が欲しい」、「今日は一人で集中したい」など、個人の中でも、その日は何がしたいかグラデーションがあって当然ですよね。
日がたつにつれて、となりを使う主目的も変わっていくかもしれません。

三原さんをはじめ、今回の企画でインタビューした5名それぞれが、異なる目的でとなりを活用し、また異なる部分に魅力を感じていただいていることをお伝えできていればうれしいです。

▽これまでのインタビュー企画記事はこちらから

・第1回インタビュー

・第2回インタビュー

・第3回インタビュー

・第4回インタビュー


今となりを活用してくださっているみなさんにとって、そしてこれから関わるみなさんにとって、となりがどんな場所であれるのか、これらのnoteが考えるきっかけになることを願っています。

▽見学は、こちらのフォームからご予約ください。

予約なしでもご案内できることがございます。まずはお気軽にお越しください。
スタッフ一同、お待ちしています!

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