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【募集終了】銭湯つきアパート「湯パートやまざき」の住人を募集します!!

※たくさんのご応募があり、2022年2月1日を持ちまして募集を締め切らせていただきます。

また、2022年3月から実際に住み始め、暮らしを発信しています。
Instagram:@yupart_yamazaki Twitter:@yupart_yamazaki

こんにちは!銭湯ぐらし「小杉湯となり不動産チーム」です。
私たちは、杉並区高円寺を拠点に、空き家の使い道に困っている人と空き家を使いたい人の出会いをつくり、暮らしを楽しめる拠点を増やしていくことを目指して活動しています。

昨年6月には「空き家活用勉強会」、8月には「空き家見学会&活用妄想ワークショップ」を開催し、空き家を持つ大家さん達の悩みを一緒に考えてきました!

▼これまでの記事はこちら


そしてついに、、、見学会で実際に伺った空きアパートを、一緒に活用していくことが決まりました!!
今回は物件の魅力をお伝えしつつ、入居に興味がある人募集します!


「銭湯つき」アパート

「湯パートやまざき」は、高円寺駅から徒歩9分、小杉湯から徒歩7分、閑静な住宅地にある木造2階建てのアパート。

大家さんは、アパート名のとおり山崎さんという方。ご家族が空き家勉強会に参加してくれて、街に貢献したいという思いから、今回の活用を決めてくれました。

お二人が空き家をなんとか活用したい、と相談してくださいました


湯パートやまざきのコンセプトは
暮らしの要素をシェアする、懐かしくて新しい共同生活」。
1部屋をシェアスペースとして使ったり、お風呂は銭湯を使ったりすることで、街での暮らしを楽しめるアパートです。

かつては1階に大家さんが住み、下宿のように共同生活を営む暮らしが生まれていました。この場所で新たに生まれる暮らしは、懐かしくも新しい共同生活です。

シェアハウスほど近すぎず、通常のアパートほど遠くない、緩やかな関係性が育まれる暮らし。プライベート空間もありつつ、玄関は一緒なので顔を合わせて挨拶をしたり、おすそわけや飲みながら語らう夜もあるかもしれません。

1階:共有スペース
1階は住人が共同で使えるお部屋になる予定です。住人がギャラリーとして使ったり、大家さんの金継ぎ教室を開催したり。入居者が決まったら一緒に使い方を考えていきたい場所です。

趣がある家具の数々 ワークショップで片付けを行う予定

また、図書館司書をしている大家さんのご家族。センスが光るたくさんの本を置いて、共有スペースをライブラリーにできたらいいなと思っています。


2階:住居
2階は三部屋あります。一番奥の部屋は広く、二人で住むこともできます。
どの部屋も大きな窓がついており、採光がバッチリです。
また、それぞれの部屋に水道・キッチンもあり、朝の忙しい時間は自分の部屋で準備することもできます。

201は日当たりのいい2面採光
203には広いキッチンもあり、二人で住むこともできる


その他魅力
電話台、棚階段、レトロな照明など、昔ながらの良さが残る住宅です。
古き良きものが好きな人に刺さる要素が、家中に散りばめられています…!

電話台と、たくさん収納できる棚階段
通りに面した大きなバルコニーに机を置いて、コーヒーを楽しむことも


お風呂
「銭湯つき」ということで、家賃に銭湯券代が含まれています。アパートのお風呂は使えないですが、近所の銭湯で広々とお湯につかれる方がむしろ贅沢かもしれません。

掃除が行き届いていて、いつも綺麗な銭湯
小杉湯の交互浴で体の芯からポカポカに


第一住民が語る湯パートやまざきの魅力

実は、もうすでに一人入居が決定しています! 
このnoteの筆者でもある、ふみです。東京の大学院で建築を学んでいます。

銭湯ぐらしの活動に関わりはじめてすぐ、「このアパートに引っ越してみない?」と声をかけられ、そのまま勢いで住むことを決めました…!
突然ですが、、、なぜ即断したのか湯パートやまざきの魅力を少しプレゼンさせてください!笑

小さな野望の実現

一つは、私が小さい頃から今に至るまで抱いてきた、たくさんの野望を実現できると思ったからです。

例えば、
・梅酒、サングリアなど漬け置きのお酒を作って何種類もストックしておく
・庭をととのえて、苗から木を育てる など…

ここには載せきれないくらい、たくさんの小さな野望が…

ただそれらは、「実際にやってやるぞ!」という熱量のものではなく、これからの長〜〜〜い人生でいつかできたらいいな、と思っている程度のものでした。

そんな中、湯パートやまざきの話を聞き、「空き家を活かして何か面白い事をやりたい」という想いの大家さん、そして銭湯ぐらしなどのメンバーと一緒ならば、ただの妄想だったものが形になるのではとワクワクが止まりませんでした。

活用イメージのイラストもたくさんの妄想を詰め込んで、私が描いています。
いろいろな人の「やってみたい」という想いを、一緒に実現できる場所にしていけたらいいなと考えています!


まちという「大きな家」に住む感覚 

去年からコロナでずっと大学に通えず、ほぼ家の中で過ごす毎日を過ごしていると、街と自分がどんどん離れていくような感覚をおぼえました。

街と家の分断が起こり、息苦しい生活に


湯パートやまざきでは、暮らしの要素のシェアが色々な場面で起こります。
家風呂の代わりに、広い銭湯に浸かったり、住人同士でお惣菜のお裾分けをしたり。私達の活動拠点であるシェアスペース、「小杉湯となり」でゆっくり作業することもおすすめです。

自分の居場所によって家という概念が伸び縮みする

必要なものを全部揃えた「砦」のような家ではなく、「まちという大きな家」に暮らすということ

その時その時に応じて居場所を選択できるような、まちを横断した広がりを持った暮らしを送っていけるという点に心惹かれました。


多層的なセーフティネットワーク

同じ大学の人、同じ仕事先の人…
一人暮らしをしていていると、おしゃべりをする相手はほぼ毎日変わりません。

湯パートやまざきで暮らしていくと、想像もしてなかった思わぬ関係が生まれるかもしれません。

・銭湯での地域の人とのつながり
・大家さんとの交流
・共有スペースでご近所さんとの出会い
・湯パートやまざきの住人同士の付き合い

さまざまな人と関わっていくことで、自分が困った時に頼ることができる存在がたくさん生まれ、もしもの時の「セーフティネットワーク」が広がっていくのではないかと考えています。

また、銭湯ぐらしとまめくらしが企画サポートしてくれることが決まっています。
これまでにたくさんのイベントを行っているので、住人達で何かやりたい時に相談に乗ってくれたりサポートしてくれたりと、大きな力になってくれます!

まめくらしが開催した梅干しワークショップの様子


今後のスケジュール

そんな湯パートやまざきですが、さっそく入居してくれる仲間を募集して、一緒に暮らしを作る準備をしていけたらいいなと考えています。

2月:入居者募集
三部屋あるため、あと2組募集をします。
ご応募いただいた後に、大家さん・銭湯ぐらし・まめくらしのメンバーとの面談を経て決定となります。
(3月頃まで募集する予定ですが、応募者多数の時は早めに募集を締め切らせていただくことがあります)

家賃は部屋の広さでも変わりますが、
家賃+共益費+銭湯券(一ヶ月分)込み:5〜6万円程度、
敷金:1ヶ月 礼金:なし という条件で大家さんと検討中です。

2月:「湯パートやまざき お掃除&DIYワークショップ」
空き家を銭湯付きアパート「湯パート」として生まれ変わらせるために、お掃除のワークショップを行います。
大家さんが丁寧にお手入れをされていたので、綺麗な部分が多いですが、新たな暮らしをつくっていく準備として、お掃除や家具・本の整理、一部壁紙の張り替え・塗装などを行う予定です。

日程:2月19日(土)
時間:10:00〜16:00頃 途中参加、途中退出も大歓迎です!
持ち物:暖かくて、汚れても良い服装
場所:中野区大和町(住所はお申込みいただいた方にご連絡させていただきます)
参加方法:以下フォームからお申込

湯パートに興味がある方、ご自身も空き家を持っていて活用に困っている方、本が好きな方など…多くの方の参加をお待ちしております!

3月:入居スタート!(予定)


こんな住人を募集します

「やってみたい」を妄想するのが好きな人
銭湯が好きな人
・新たな出会いを求めている人
暮らしを楽しみたい人

湯パートやまざきに暮らしてみたい!と思った方は、以下のフォームからお問い合わせください。

また、住むのは難しいけど、湯パートやまざきでの暮らしに少しでも興味を持った方、何か一緒にやってみたいと思った方、まずはワークショップに参加してみたい…という方は、フォームから項目を選んで、お申し込み・お問い合わせください。


ぜひ、湯パートやまざきで一緒に面白いことをしましょう〜〜!

文・イラスト:勝野楓未

お問い合わせはこちらまで Gmail:yupart.yamazaki@gmail.com

読んでいただきありがとうございます!入浴グッズなどを展開しているオンラインショップも運営しておりますので、よろしければそちらもチェックしてみてください♨ https://shop.sentogurashi.com/