銭湯からのはしご酒 一軒目にお薦め 三大町中華@湘南・横浜
銭湯と町中華の関係性とは
銭湯が僕にとって心と身体のオアシスであるとすれば、町中華は心の底から魂を揺さぶる火力発電所である。
川沿いに雰囲気の良い材木屋さんがある町には、その近くに、昔からまちの人たちに愛される銭湯があることが多く、そんな銭湯の近くには、これまた雰囲気の良い町中華があることが多い。
今回は、勝手に自分が銭湯あがりに行くと最高の時間を過ごすことが出来ると感じている町中華を3軒選び、三大町中華という形で紹介をさせていただいた。
湘南・藤沢 富士見湯からの古久家
昔懐かしい商店街を歩くこと8分ほど、住宅街の入り口にその銭湯は位置する。自転車で来られる方も多く、地域の方にも愛されている銭湯であることが入る前から分かる。
軟水の湯は、身体をゆっくりと包み込み優しい温かさに包まれる。サウナもゆったりと入ることが出来るスペースがあり、水風呂も地下水を使うこだわり。サウナ横には、ととのいスペースがあるところも、銭湯サウナ好きには堪らないポイントかもしれない。
そして、藤沢の町中華といえば、僕は「古久家」だ。
父が大好きな店だったことから、子どもの時から足しげく通ったお店である。藤沢では知らない人はいないのではないか。というぐらい有名店だと、僕は信じている。一度、足を運ぶと病みつきになってしまう不思議な魔力をもった店。
詳しいメニューはこちらから。僕の一押しは野菜たっぷりの焼きそば
横浜・石川町 恵びす温泉からの天龍菜館
神奈川で中華を食べると言ったら外せないのが中華街。そんな中華街からすぐそばにあるのが、えびす温泉。もはや、中華街の中にあると言っても過言ではない位、中華街そばに位置する銭湯である。
銭湯料金でここまでの湯舟の数と種類が楽しめて、プラス250円で高温サウナ(85度~90度)・低温サウナ(60度)・ミストサウナ・水風呂が楽しめる銭湯は中々少ない。横浜観光の疲れを癒すにも良い銭湯だ。
湯あがりにお薦めしたいお店が、こちらも中華街の外れにある天龍菜館。初めて訪れる方にとっては、入ることを躊躇ってしまう外観のお店であることは間違いないが、ここの水餃子と瓶ビールを湯あがりに愉しむことを考えたら、躊躇ってなんかいられない。その位、癖になる味で、味変用の店主特性ラー油がこれまた、ビールに良く合う。
横浜・阪東橋 仲乃湯からの酔来軒
ハマの台所と称される 横浜橋商店街を通り抜けた先にその銭湯は現れる。僕にとっては、20代半ば~20代後半を過ごした町でもあり、この銭湯で、銭湯の魅力に浸かったと言っても過言ではない。
昔ながらの銭湯で、天井の高い脱衣所。BGMはずっと昭和歌謡もしくは演歌が流れている。ただ、この銭湯の1番の特徴は露天風呂があることだ。しかもちゃんとした庭園があることも良い。住宅街の中で、この空間だけは、昭和の時代が残っていて、なんとも懐かしい気持ちにさせてくれる。
仲乃湯からの1軒目は、勿論こちら。「酔来軒」!!僕はこの店を紹介したいが為に、この記事を書いたと言っても言い過ぎではない。銭湯からの町中華が鉄板であると確信に変わった店だ。
まずは、何はともあれ酔来丼を食べていただきたい。家で作ろうと何度も試みたが、この店の味を表現するには至っていない。
今回は、僕の個人的 銭湯からの3大 1軒目 町中華。これを読んだ人が、銭湯を身近に感じて、ちょっと銭湯にいっても良いかな。
そして、その後、町中華にいくのも悪くなさそうだなと思ってもらえたら何より。