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春の禿げおはぎチャイ


お花見がてら自転車に乗って池のある公園に来ています。ここの池は明らかに主(でかい鯉)がいる気配がするのに、餌に釣られる鯉はいません。鯉に餌はやらずに花見ができる場所です。

もうすぐ終わってしまう朝ドラで、初代ヒロインの安子15歳が、大阪に下宿する稔を訪ねてひとり岡山から汽車に乗っていく回(第8回)がとても好きで、何度見てもグッときます。

「甘いものを食べるときは、どんなに疲れていても、どんなに悩んでいても、こわい顔をする人はいない。」という意味のセリフがこのドラマには何度も出てきます。というわけで、検証です。

検証

被験者
泣きながら仰向けで寝たら、耳に涙が落ちて軽い中耳炎になった女。恩人からの懸命の励ましLINEを銭湯で読み、髪を乾かすついでに目も乾かそうとおかまドライヤーに頭を突っ込むも、髪は乾いたが、涙は流れ続け、女湯の脱衣所をすごい空気にした女。

道具
野外チャイセット、桜餅とおはぎ

結果
甘いものを前にするとこわい顔はできない。しかし、甘いもののおかげであるかどうか因果関係は不明。

考察
甘さ控えめのチャイを作る途中で砂糖の蓋が開かなくなり、代用として、おはぎのあんこを拝借した。結果として「禿げたおはぎ」ができた。少し笑顔になったのはこのビジュアルのおかげだと思われる。あんこをいれたチャイも桜餅もおはぎも美味しかった。

満開の桜を見ると、木に穴を彫って埋めてしまったことを埋めなければよかったと思ってしまうので、明日の雨で散ったらええなあと、ちょっとだけ思うけど、きれいなもんはきれいです。

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