テーマパークのような火鍋屋がオープンしました。広くて賑やかでポップ! 新宿東口そばだし、色々と使い勝手良さそう
自力で食う力がないため、会社員をやってるわけですが、勤務先の出版社から毎月出ている月刊誌の先月号に、こう書かれていました。
「エッチの前に辛いものを食べると感度が増します」
何だこの説? と思ったら、そのあとにこんな注釈が。
「ウソのような本当の話です」
なるほど。本当だと理解しましょう。てか、食わせてもらっている立場で何を疑ってんだ、って話ですよね。
そんなわけで、何となくこの説が気になったおれは、検証をしてみることに。
ただ、これを舐めたらいいと書かれていた「辛い飴」が、近所のコンビニに売ってなかったので、どうしようか考えました。
かくして、女性を誘い、辛い食いモンの料理屋へ行くことにしました。
選んだのは、新宿東口に1月22日(月)にオープンした火鍋屋です。
店名は「天府火鍋巷子(てんふひなべしゃんず)」。
細かく場所を言うと「歌舞伎町のドンキホーテの、靖国通りを挟んで向かい側、タイトーステーションのビルの地下1階&地下2階」です。
選んだ理由は、グーグルマップに貼られていた店内の写真の雰囲気。内装、何かステキじゃないの。
ビルの前に到着すると、フツーに期待しつつ、お目当ての『天府火鍋巷子』が入る地下のフロアへ。
開店祝いのスタンド花がいっぱい並んでいます。
店内に足を踏み入れた瞬間、「ほぉ!」と声が出ました。
シャレてるじゃないの!
中国人らしき女性店員さんが近寄ってきました。
「どうぞー」
招き入れてくれます。そしてこちらの気分を察したのか、こんな提案をしてきました。
「まだプレオープンなんですが、店内、よかったらご覧になりますか?」
断る理由はありません。見せてもらいましょう。
賑やかです。テーマパークのレストランのようにポップです。
感心していると、女性店員さんが口を開きます。
「うちは、オーストラリアに20店舗くらいあって。で、今回、日本に出店したんです」
「ふーん、外資なんですね」
「正式にオープンしたら、こういうのをかぶって店内を踊って、お客さんを喜ばせたいと思ってるんですよ」
女性店員さんがおもむろに着ぐるみの頭をかぶりました。
…何のキャラだよ? 面白いけど。
店内をひととおり見せたもらったあとは、案内されて席へ。
いざ注文です。メニューを見た感じ、全体的にちょっと高い印象を受けましたが、この内装を考えるとこんなもんな気もします。
女性店員さんのオススメで
・スープ辛いやつ(ハーフ)1500円くらい
・スープとまとのやつ(ハーフ)/1300円くらい
・豚肉/1400円くらい
・野菜盛り/1300円くらい
を注文。
まもなく、料理が運ばれてきました。
さぁ頂きましょう。
えーと、味はどうだろう? …辛っ! うまいんだけど、辛っ! めちゃくちゃ辛い!
オッケー、これは説が期待できるんじゃね?
★
さて、ここで、おれのブログにおける記事のオシマイを示すマーク『★』を入れさせてもらったってことは、つまり今回のリポートは、これにてオシマイです。
…すみません。説のほうなんですが、段取りをミスったというか、甘く見ていたというか。実は、検証パートナーとして誘った女性、特にそういう関係じゃない相手で、でもまぁ何とかなるだろうと考えていたんだけど、何ともならなかったわけです。
フツーにメシを食い、解散ですわ。ま、火鍋はとってもウマかったんで良かったんですけどね。
みなさん、『天府火鍋巷子』、一回くらい行ってみていいと思いますよ。<了>
PS:よかったら「いいね」お願いします。励みになりますんで。
ここから先は
歌舞伎町ライター仙頭の繁華街見聞録
新宿・歌舞伎町の散策をライフワークにしているライターの仙頭正教(月刊『裏モノJAPAN』編集部)の、体当たり取材記事&コラムです。テーマは…
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?