国語の教科書
こんばんは。ドリフターズがOVAは配信されていない事を知り、12話で「おれたたエンド」感を味わっている私です。
いや…原作持ってるんで読みゃいいんですけど、ドリフターズは断然アニメなんだよなぁ・・・。
思い出に残るお話の数々
皆さんは、国語の教科書に出てきた数多ある作品の中で、思い出に残っているものってありますか?
私は作品タイトルだけなら
・しろいぼうし
・山椒魚
・スーホの白い馬
・ロシアパン
・おおきなかぶ
・注文の多い料理店
・サーカス(中原中也)
・はしれメロス
あたりがパッと出てきました。中でもロシアパンとはしれメロスは、結構文章というか、フレーズも鮮明に覚えています。
はしれメロス
記憶の中の序文
メロスは激怒した。かの邪智暴虐な王に、友であるセリヌンティウスを殺させてなるものかと強く誓ったのだ。
原文↓
いや結構違うやないかーーーい!!!セリヌンティウスの名前ってこんなに出てきませんでしたっけ!?
太宰治と宮沢賢治は割と読めるんですよね。芥川龍之介と夏目漱石は逆に読めません私。まあ両サイドともにそんな読んだことないんですけどね。
宮沢賢治の童話村、この間の奥州旅で行ってみたかったんですけど…友人たちを説得しきれなかった。
かといって1人で行きたいかって言われたら難しい距離感(現実距離も心の距離も)なので、一生届くことのないイーハトーヴォ・・・。
でも注文の多い料理店の黒猫が描かれた手ぬぐいは買ってきたんです(*^^*)そう、手ぬぐいだと思って買ってきたのに、ボディタオルだった時は絶句しましたがね。
ロシアパン
ロシアパンはスパイだ!
このセリフがいやに耳に残っています。どういうお話だったのかなんて全然思い出せませんが、スパイを疑われる時代背景という事は、第二次大戦前の事かと思われます。
ロシア革命時の亡命か、はたまた日清・日露戦争勃発前のお話なのか・・・。
スパイという言葉を子供が使えるぐらい浸透していたと思えば、前者ぐらいの時代なんでしょうかねえ。
印象に残っているといってもワンフレーズが残っているだけで内容まで覚えていないので、全然くわしく語れないという。
ただ、結末としてロシアパンを売っていた人は町を追い出されるように去っていくような、物悲しい物語だったと思うんです。
こういう作品を子供の頃に触れられるのって結構幸せな事だなと思うんです。
国語の教科書のセンス
思想とか抜きにね。純粋に私の主観で物を語りますが、そんな悲しいエンドの作品を好まないからです。
好まないという事は、自ずとハッピーエンドな帰着をする作品ばかり読む傾向が増えます。
でも多感な時期に感情を揺さぶられるというのは大切なことだと思っているので、様々な作品に少しだけ触れる事の出来る国語の教科書というものは、あれ一冊からして中々に完成度の高い読み物なんだなあ…。と染み染み思いました。
名著ばかり集めているのだから当たり前かもしれませんが、最近の子たちの国語の教科書が少し読みたくなってきました。今度姪っ子に見せてもらおう!
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