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マーケティングの前に目標売上高を決めましょう


マーケティングとかの話をしていく時
どのくらい売り上げを立てればいいのか?
その目標値がないと、やりにくいですよね

際限なく稼げば良いかって、そういうわけでもなく
今の会社でいくら必要なのか、そこを見据えないとだめですから

さて
皆さんは、年間の売り上げ目標とか
どんなふうに作られていますか?

フリーランスや、起業されたばかりの方たちと話をしていると
結構、行き当たりばったりで活動しているから売り上げ目標なんてない
そんな話を聞くことがおおいですね。

そんな方にお話を突っ込んで聞くと
毎月いくら稼げばいいのかもわからずに
がむしゃらに頑張っている!!
そんなイメージです。

では、年間目標の売上金額どのように考えるのか
毎月の売り上げ額って、どのくらいが妥当なのか
その辺から考えていきたいかと思います。

売り上げ目標を決めるのは、2つのポイントから

年間の売り上げ目標を作るとき、考え方としては2つあります。

この二つの考え方です。
1:単純計算として、いくら欲しいのか?
2:いくらの数字を作ることができますか?

細かく紐解いていきましょう。

まずはいくら数字が欲しいのか?から考える

根本的な話しでね、毎月30万円ないと生活できないとなれば
年間の利益は360万円ないといけないわけですね。
(単純な話、足りなければ貯金を切り崩すか借金となります)

利益と経費のバランスもありますから、
単純計算で600万の売り上げ、240万円位の支出でしょうか?
(業種により、経費のバランスも変わりますね)

こうやって考えると、毎月50万円の売り上げがないと
やっていけないことがわかりますね。

年間で使う支出額が240万円の予定なので
こちらも計画的に使うことを考えないといけないです。

毎月かかる仕入れ、外注費など細かくコントロールをしながら、
年間の予定額で収まるようにしていきたいものですね。

年間いくらかな目指せるのかを考える

年間いくらぐらいなら、売り上げを作れるのかここを考えていく場合ですね。
まずは去年1年間の売り上げから推移を考えます。

単純に去年の売上高と同じ金額を目指すのであれば
単純にそれを12で割って、毎月の売り上げ目標とします。
(昨年と同じ月は、同じ金額を目指すでもOKです)

使っていた支出も同じだけある計算ですね。

この考え方が1番やりやすいですが、昨年よりも売り上げ目標伸ばす場合。
昨年の合計金額に、単純に5%をプラスするとか、10%をプラスするとかですね。
あまりに大きな金額の変化は大変なので確実なラインで計算をしていきましょう。

四半期という考え方

個人事業主で活動されていると、
四半期と言う考え方知らない方がいるかもしれません。

年間を4区分したものなんですよ。
1月から3月・ 4月から6月・ 7月から9月・10月から12月
それぞれを、第1四半期・第2四半期・第3四半期・第4四半期といいます。
(前半後半の、半期って言い方をする場合もあります)

毎月の売上高は、
目標数字より多かったり少なかったりありますから
それを四半期と言う3ヶ月区分で考え、
3ヶ月合計の目標数値が行ったか行かないかを考えます。

四半期で調整して考えていくと
今月の数字が思うようにいかなかったけど、先月の数字でカバーできてるなとか
目標数字と実際の数字の全体像が見やすくなりますね。

業界ごとの繁忙期、売り上げ目標

みなさん、自分の会社・業界の繁忙期わかっていますか?
年間売上の月度の数字を見ていると、山谷があることがわかりますね。

夏が忙しい会社、冬が忙しい会社
毎月大きな山谷がない会社様々かと思います。

この数字を見れば、
その何ヶ月前から仕事・受注の準備をするのか見えていきますね。

例えば、イベントの場合 2ヶ月前には告知したいので
3ヶ月前には企画を練らないといけません。

新しい営業をする場合、販売促進ツールはいつ作るべきなのか
完成時期を見据え、逆算で制作をスタートします。

繁忙期に数字をしっかり建てられるようにする戦略ならば
そこで外注さんをお願いするなど、早めに打診する必要があります。

また、閑散期に仕事を得ようと思うと
逆算すると繁忙期に準備が必要となる可能性もあります。

まとめ

売り上げ目標数値を知ることで、全体の流れがコントロールでき
次の企画の準備をいつから練るべきなのかが見える

思いつき、行き当たりばったりでは
大きな成果は得られませんよ

しっかりと、目標を持って
計画的に活動していきましょう。

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