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『sentence』をリニューアルしました

2018年11月14日、sentenceをリニューアルしました。

CI(コミュニティ・アイデンティティ)、サイトデザインを刷新し、今後は「書く」ことについて共に学ぶ仲間を見つけ、知識や経験をシェアし、実際に書く機会に触れる環境のデザインに注力していきます。

あらためて、簡単に自己紹介を…

といっても、この記事やリリースではじめてsentenceと出会うかたもいらっしゃるかと思うので、あらためて自己紹介を。

『sentence』は、2016年にスタートとした、「書く」と共に生きる人たちのためのコミュニティです。

「書く」ことについて共に学ぶ仲間を見つけ、知識や経験をシェアし、実際に書く機会に触れる環境のデザインに注力。ライター・編集者を中心に、多様な「書く」と向き合い、共に学び合う場を目指しています。

Slackを使ったオンラインコミュニティと、ちょうど現在開催中のco-ba schoolにおける講座をはじめとしたスクールプログラム、そしてこのnoteを活用したマガジンの3つを軸に活動を広げてきました。

リニューアルした理由と、経緯のはなし

今回リニューアルに至ったのは、2年間活動を続ける中で徐々に運営する僕たち自身が、コミュニティに対する解像度が上がってきたことが一番大きい理由かなと思っています。

当初は見えていなかったライター・編集者のニーズが見えてきたこと、「書く」と向き合う人は仕事で携わる人だけではないこと、軸として「学び合う」ことを基本に据えることが明確になってきたことなど…。

それらの変化を踏まえ、デザインを担当いただいた割石裕太さん(わりえもん)に相談し、徐々に自分たちが考えていることをあぶり出していただきました。

数回のヒアリングや、実際コミュニティに参加し中の空気感を感じてもらう中で、わりえもん自身が感じたsentenceのコミュニティ像を言語化。それが満場一致で「これだね!」となり、その言葉を軸にデザインへ落とし、CI、サイトともへ反映されていきました。

デザインコンセプトは「ひとの数だけ、文のかたちがある」。リリースにもありますが、わりえもんからいただいたCIのコンセプトは以下です。

sentence の特徴は、誰かが先生となり、指導をし、決められた答えに向かうセミナーのような存在でもなく、あくまで全員がフラットな関係にあるコミュニティであること。誰かの答えという、ひとつの型に合わせないからこそ、それぞれの表現を尊重することを体現できています。

だからこそ、ロゴにおいて表現されるべきは、ひとりひとりの自由な表現のかたちだと考えました。加えて、sentence という「文」を表すストレートなネーミングからも着想を得て、「改行」という表現を取り入れ、ロゴを文にみたてるデザインを行いました。

このロゴは、改行の位置を変えることで、様々な形に変わります。
横書き・縦書き、その場のスペース・雰囲気・用途によって、形を変えられるロゴです。英単語が行をまたぐ際に用いられる「ハイフン」を、横・縦どちら向きに読むのかを教えるパーツとして取り入れ、デザイン上のアクセントとしても機能しています。

みんなが先生であり、生徒であること。
ひとの数だけ、文のかたちがあるからこそ、常に新しい表現が学べる。
今までも、これからも変わらない sentence の核の部分に根ざしたロゴをデザインしました。

リニューアルして、目指すこと

sentenceは2016年のスタートから2年を経て、インクワイアで蓄積された編集やライティングに関する知見をどのように言語化し、どのようにアーカイブしていくかを、多様なメンバーが集うコミュニティと共に考えてきました。

より多くの人が「書く」と向き合うための機会を提供したい——というわたしたちの思いを体現したものが今回のCIであり、アプローチのひとつがリリースでも出した法人向けの支援です。組織や事業の成長に貢献し、企業のアセットになるようメディアづくりや情報発信のインハウス化の支援を行っていきます。

設立当初より継続しているコミュニティは、より多くの情報を共有できる場へと育てていきます。運営元でもあるインクワイアでの事業活動で得た知見や、今回リリースした法人向け支援で得たナレッジ、および2018年4月よりスタートしたミミクリデザインとの「編集」の共同研究で得られた成果を還元していきます。

ライター・編集者を含む「書く」と共に生きる人が、より多様な視点で、より知見を深め合える場へ。sentenceは今後も変化を続けていきます。


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