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子育て〜子供の習い事・日本の踊りよりダンス?

日本の踊りよりダンス?

何を隠そう、私が踊りを教え始めた当初、日本舞踊は大人になってからで十分、と思っていました。
習うならダンス(洋舞)の方がいい、と思っていたんです。
ところが、娘が生まれて、いつの間にか踊るようになってしまいました。
娘は私にとって初めて出会うタイプ?で、まず、運動神経が絶望的でした。
例えば"うんてい"で、何とか身体をよじらせて進んでいくとか、もっと簡単なものでは、何とかブランコをこぐ、みたいなことまで、できなかったのです。
縄跳びなんかも、普通に高くジャンプしよう、みたいな運動神経は持ち合わせていませんでした。
その彼女が、日本舞踊は楽しそうに踊ったのです。
日舞が洋舞と違うのは、明らかにイメージできるストーリーがあること、ですかね…。
繰り返しの振りではなく、歌詞に沿った振付がされていて、動きの意味が理解しやすい。
日舞でも運動神経を必要としそうな早い動きもあるのですが、難なくこなします。
最初は何故なのかわかりませんでしたが、ある時ひょいと片足を上げる振りで、私は思わず「もう少し足を高く上げて」と言いました。
するといつも難なく踊る彼女が、えっ、と困惑したのです。
そして明らかに教えた振りとは違う変な足の上げ方をしました。
彼女は、振りを"足を上げる振り"として認識しているのではなく、"こういう気持ち"として動いているだけだったのです。
だから、もしも足をもっと上げて欲しかったら、"もっとこういう気持ち!"みたいな教え方をしなければ、通じなかったということなのです。

気持ちは途切れない

振付の順番を覚える、というのは途中忘れる可能性がありますが、気持ちの変化は途中忘れませんよね。
"嬉しい"と両手を上げる、という時、嬉しいけど何するんだっけ、なんてなりませんね。
彼女は曲の世界の中を絵本を読むように、その曲の主人公になって見て、動いているんです。
イメージで全体が掴める、という訓練が子供の頃からできる、しかも音楽に合わせながら身体を動かせる、こんな優れた習い事!しかも日本人としてのアイデンティティも自然に身につけることができる、日本舞踊って最高なのでは⁉️と思い至りました(笑) 

丸暗記よりイメージできる方が早い


イメージで全体が把握できる、ということは、
例えば本を何ページまで暗記した、というのではなく、この本の内容、あらすじ(ストーリー、あるいは本質)を理解できた、ということです。
娘は長じて芸能系の高校に進学し、ダンスや殺陣、楽器演奏などを履修しましたが、どの科目も好成績を修めることができました。
日舞だけやってもダンスは?なんてよく言われましたが、運動神経が無いとの危惧も全く感じさせず、できるようになったのです。

もとより日舞はストーリーがあり、表現するものであるので、お弟子さんの年齢に関わらず気持ちや情景などを理解できるように指導することを心掛けていますが、子供達に教える時は特に気をつけて、右から3歩、なんて教え方はしないように気をつけています。

習わないとできない、ではなく習う時できる身体を
感覚を身につけることが大切
だと思います。

習い事はその本質を理解でしていないと沢山の習い事をさせがちになるので、親はよく見極めなければいけません。

日本舞踊の宣伝みたいですかね😅
でも、本当にお伝えしたい!ことなんです(笑) 

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