<戦時下の一品> 陶器製ベーゴマ
日中戦争が始まってしばらくすると、金属は戦略物資であるとして民間に流れる量が抑えられ、1939(昭和14)年ごろには特に陶器製の代用品がたくさん登場してきます。そんな中、もちろんこどものおもちゃだって、例外ではありませんでした。ゼンマイ仕掛けの金属製の戦車のおもちゃは手でひっぱって紙をはじく木製の戦車に変わったりしています。
そして、金属の塊である鋳物のベーゴマなんかは、真っ先に規制の槍玉になったでしょう。でも、かわいそうな子どもたちのため、大人も頑張りました! そんな努