一般企業→NPO→フィンランド留学、そして小学校の先生に。多くの越境から見えてきた、教育現場で働く魅力とは?
現在私立の小学校で英語の授業を担当している田中潤子さんは、一般企業、NPOでの勤務、フィンランド留学などの経験を経て、小学校の先生になるという、異色のキャリアの持ち主だ。
田中さんは大学で文学部・教育学専攻に進学するも、教員の道ではなく一般企業に就職し、広告の営業や人材育成に5年間従事。その後、小学生の放課後の居場所を提供するNPO法人での勤務を経て、フィンランドの大学院で教育学修士を取得した。さまざまな越境体験を通して、「ずっと避けていた教員の仕事にチャレンジしてみたい」