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日本語教師を選んだ理由

日本語教師のAKIMORIです。「半農半先生」をしています。

現役教師の皆様、あるいはこれから目指そうとしている皆様、日本語教師を選んだ理由は多種多様であると思います。ここでは一例として、自己紹介も兼ねて僕の場合はどうだったか、思い出しながら書いていきます。

日本語教師を目指したきっかけは、20年近く前になりますが、アルバイトで知り合った、中国人留学生の林君です。外国人と話すのは初めてでしたが、次第に仲良くなり、彼が一時帰国する際、お供?しました。初めての海外、初めての町、初めての人…。      

上海で降り立ち、友人宅で一泊、夜行列車で12時間、安徽省へ。そのころの上海はというと、古いものが壊され、あるいは残され放置され、その隣で新しいものが次々と台頭していっているように見えました。

安徽省では、彼の実家や母国の日本語学校を訪れ、学生と話したり、会話授業をしたり(初)。家庭料理、宿泊、観光…。外国人でありながら、昔からの友人のような、温かいおもてなしを受けました。逆の立場だったら、こんなおもてなしができるか?いや、できないだろうと思いました。​

帰国後、日本語を教える仕事があることを知り、さっそく、調べ始めました。日本語教師養成講座、大学での教員養成課程、日本語教育能力検定。迷わず検定を選択、というのは、養成講座や大学となると、かなり長い時間と費用が必要。貯金少なく、会社勤めをしていた僕には、難しい選択でした。それから数カ月、独学で勉強し合格。

しかし、合格したからといって、すぐ新しい仕事に一歩踏み入れるというのは、なかなかできない。勇気がない。心配が多すぎる。         数年後、転職の機会が訪れたとき、社員として日本語教師をやろうと決め、ハローワークで応募し、やり始めた次第です。

皆様は、どんな理由がありますか。日本語教師は金銭面や、常に外国人と接すること、教えることの難しさなど、様々な不安があります。しかし、それ以上にやりがいに満ち溢れた仕事だと、身に染みて感じています。

以上、初記事でした。

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