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些細なできごと

自宅近所にある八百屋さんでのできごと。
その八百屋さんを知ったのはここ最近。
お店自体はこじんまりとしていて、おじいさんがいつも店番をしている。

お店の中には野菜・果物やちょっとしたお惣菜などがが所せましと丁寧に並べられている。
お店の空気感からも丁寧に野菜たちが扱われているのが伝わってきて、
この八百屋さんが好きになった。何となく、野菜が嬉しがっているというか
そういうものを感じるのだ。
そして、ここのお野菜味が濃くしっかりお野菜の香りも楽しめ、そこも好きなポイントだ。

ある日の食材。ここのピーマン大きくて肉厚で、ほぼ毎回買ってしまう。
夏になると無性にピーマンが食べたくなる。右下の生姜は、ミネラル生姜というらしい。
山頂の自然石から流れだす天然ミネラルが長い時間をかけて畑に流れ込んだ土地で作られているとのこと。熊本県の生姜。たしかに熊本のお水は美味しい。兄家族もミネラル分が豊富だから、石灰化しやすいというのもあるけれど、お水が美味しいのは嬉しいと言っていた。

そんな八百屋さんで起こった出来事。それは会計の時に起こった。
店番のおじいさんから、端数のお金ある?と聞かれ、ちょうど持ち合わせの小銭がなく。そのことを伝えるも、また端数のお金ある?と笑いながら聞かれた。なのでもう一回私も笑いながら「ないです」と伝える。
ということを数回繰り返した後、「そっかぁないかぁ」と言いながら徐に
ポケットから小銭入れを取り出し、端数のお金を足したのです。
そして、笑いながら「こういうときはね、おじさんまけてよ。って言っていいんだよ」と教えてくれた。御礼と共に次回から使わせてもらいます。と伝えて、幾つかの会話をしてそのお店を後にした。
きっとお店を後に坂を下っていくときの私の表情は、抑えきれないくらい
ニタニタしていたに違いない。(少し恥ずかしいけれど)

何のオチもない話だけれど、なんだかちょっと嬉しくて記事にしてみました。個人商店ってお店にもよるけれど、好きだなぁ。

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