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最近聴いてビックリした曲5選(音量注意)


高校生の時から今に至るまでうるさい音楽とエレクトロニックな音楽の両輪で音楽を聴いています。毎年毎年新たなバンド、曲に出会いどんどん好きな音楽が増えていくという幸せな耳だと自負しています。

(1)Alpha Wolf - Sucks 2 Suck (feat. Ice-T)
まずはオーストラリア発メタルコアのバンドですが、最近増えている90年代後半から00年代のNu Metalを大胆に取り入れたニュー・メタルコアに分類されます。そもそも90~00年代のメタル勢とヒップホップ勢からリスペクトされNu Metalを象徴するレジェンドIce-Tを迎えたこの曲は、どこか00年代のLimp Bizkitを彷彿とさせながら粗さとグルーヴで勝負するよりはキレの良さで勝負するというところが新世代のニュー・メタルコアという感じがします。


(2)Gacharic Spin - ナンマイダ
5曲の中では最近一番衝撃を受けかつ一番好きな曲です。Gacharic Spinというバンドのライブ映像です。メンバーすべて女性の6人組。この映像のライブ時、観客席にいましたが野外で出してはいけない轟音を出していました。うるさくてキュートでカラフル。視覚と聴覚を直接揺さぶってきます。
もちろんメンバー全員凄いのですが、マイクパフォーマーでピンクの髪が印象的なアンジェリーナ1/3さんは次世代ラジオスターとして歌だけではなく喋りも注目されているなかなかの逸材です。
数多くある楽曲の中でもトップクラスにプログレッシブでアグレッシブなこの曲は是非ライブで体感して欲しいです。音量に注意。
どちらかというと国内よりは海外での方が高く評価されているようですが、それでも過小評価が過ぎると思います。


(3)Paledusk - RUMBLE feat. Masato from coldrain
次も日本のバンドですが若手のラウド系では一番才能あふれるバンドじゃないでしょうか。私の地元、福岡のバンドでもあります。ギターのDAIDAIはあのLil Uzi VertとBABYMETALのコラボ曲やBring Me The Horizonの曲のプロデュースをしたりとワールドワイドな活躍を見せています。その中でもColdrainのMasatoをゲストに迎えたこの曲は00年代エレクトリックの中でもブレイクコアを通過したような偏執的な複雑さにメタルコアを散りばめつつキャッチーなコーラスという無茶苦茶な曲で聴く者を選びます。


(4)Spiritbox - Cellar Door
次はカナダからの刺客、女性シンガーのCourtneyを擁するSpiritboxのミニアルバム「The Fear of Fear」のオープニング曲。
これでもかと放つCourtneyのグロウルは迫力があり、鉈でぶった切るようなリフを怒涛のように畳み掛ける緊張感に満ちた曲です。非常に高密度で熱量が高いです。メロディアスで歌い上げるような曲も多いのですがこの曲は一切容赦なしかつミニマル、コンパクトに重さを堪能できます。


(5)CVLTE - girls lie. (feat. @BeautySchoolDropout)
最後は最近新しいアルバムを発表したCVLTEの最新曲です。うるささのベクトルが上記4バンドとは違うバンドです。視覚的にうるさくオートチューンを使いかなりポップ寄りのサイケデリックなバンドです(勿論、褒め言葉です)。特にこの曲はデジタル色強めでスローな新世代ロックでどこか退廃的な雰囲気が魅力的な曲です。そもそもメロディ自体が良いので聴きやすくその上で重さも備えているので大好きです。

以上です。定期的にこういう記事も発信していきます。

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