30歳過ぎて学んだ事

久しぶりに投稿です。

今回は「30歳過ぎて学んだ事」を話したいと思います。

20代の頃の自分は「結果が全て」の人間でした。

趣味も仕事も結果が全てであり、結果が出なければ全て己の責任。

もちろんこれは今でも変わらない。

結果が出る事で周りから認められる。

当然である事だ。
でも自分追い込み過ぎたのちに身体が壊れてしまっては元も子もない。

中々うまくいかない事が続くと自信が消えて、挑戦する事を恐れるようになる。

ミスをすれば恥をかく。やった事が無駄になる。

結果がつかなければ全て無意味だ。

大人になればやらない口実を作り、やらない事を正当化する。

良くも悪くも受け流す能力が高くなっていく。

30歳を過ぎてこの現象が徐々に高まっていった。

こんな自分と向き合いながら、非常に考えさせられた出来事があった。

現在女子サッカーの広報を担当しており日々の活動をインスタグラムで投稿している。

今回は合宿に同行して選手たちと交流を行った。

前回も話したようにうちの女子サッカークラブチームは、「実力主義」
のチームである。

上下関係はないが、能力がない人間はスタメンから外れる。

つまりは行儀が良い無能は上に上がらない世界だ。

そんな世界で子供たちは小さいながらも戦っている。

今回驚いたのが、中学生1、2年生が小学生チームに混じって大会に出ていた。

同い年の子達は、TOPグループじゃなくても中学生メインのグループの中で活躍している。

なんなら二人とも中学生グループから降格したような形であった。

そんな中で小学生チームに混じって試合。

中学生というのは複雑な年ごろであり、プライドもあるはず。

俺ならとっくに逃げている(笑)

その子達を観察するとやる気に満ち溢れていた。

TOPチームがどうやって試合を運んでいるか、どうやってこの場面で対応したらいいか、先輩たちに質問して少しでも、うまくなる方法を見つけていた。

中学生二人はどうやって勝ちにいけるかをお互いに話し合っていた。

この子達に調子はどうかと軽く聞いてみると

やっぱり年ごろな子達だから、深くは喋らずに頑張るの一言をもらった。

この子達の中でも結果がすぐ出るわけではないが、葛藤しながらサッカーに向き合ってる。

コーチにその子達の話を聞いてみた。

うちのチームは、実力主義のチームで年功序列で出れるようなチームにはしていない。

仮に中学生グループのサブに入れても少しの時間でしかプレイできない。

それなら小学生チームに混じって試合をコントロールする役割をしてもらいたい。

中学生は何が起こるかわからないと言っていた。

1年の時は全く冴えなかった選手がきっかけ一つで今はトップチームに入って活躍をしている。

色んな経験をして初めて才能が開花していく。

だからあの二人にも何が苦手であり、何が自分の武器なのかを見極めてTOPチームに上り詰めて活躍してもらいたい。

自分も色んな事に挑戦する事で新たな道が切り開けると感じる。

できるかできないかよりまずやる事に意味がある。

自分を見つめなおす良いきっかけとなった。


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