読もうとしている本のタイトル。と、不思議な話。
昨日は図書館に行きました。
例のごとく、読み終わらなかった本を返しに。
急いでいたので、本棚の前を適当に歩いて、目に留まった2冊を借りることにしました。
「何もしないで月50万円!幸せにプチリタイヤするための手帳術」
「上流階級 富久丸百貨店外商部」
上流階級の方は小説です。
これを手に持って貸し出しカウンターに向かいながら、背表紙を眺めました。
「・・・どんだけ憧れてんの」
係の若い女性に手渡しながら、
「このおばさんが考えてること手に取るようにわかるわ」
とか、この女性に思われてるんだろうなと半笑いになってしまいました。
まさに、こうなったら楽しいだろうと考えたことありますよ。
まったく意識せず手に取ったはずが、願望が漏れ出てしまったようです。
さて、出かけていた時間は1時間弱。
玄関の鍵を開けようとしました。
開錠したつもりが閉まっている。
「ああ、またやってしまった」
鍵を開けたまま出かけていたようです。
もう一度鍵を回して、ドアを引く。閉まっている。
「?」
何度か左右に鍵を回し、その都度ドアを引っ張る。
「??」開かない。
確かに立てつけが悪くなってきたな、とは思っていたが、これは完全に閉まっている。
まさか・・・
玄関ドアには鍵が2つある。
下の方の鍵を回す。ガチャ。
開くやん・・・
「こわっ」
思わず寒気がした。
下の鍵は年に1回使うかどうか。
子供が小さい頃に、私が鍵を持たないで郵便受けを見に出ている隙に鍵をかけられ、家に入れなくなって以来、中からかけられないように部品をはずしてあるのです。
なんで下の鍵がかかったんだよー。
オバケのいたずらでも怖いけど、強盗だったらもっと怖い。
怖すぎて昼休み中の夫に電話しながら家に入って、家中を捜査しました。
「誰もいない」と私が言うと、
「ドアを閉めた勢いで鍵がかかったに決まってる」
夫はそう言ったけど、そんなわけないでしょ・・・
深追いはするまい。
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