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吹いた「3番目の風」

乃木坂46の11th year birthdayliveDAY4(3期生ライブ)を観戦してきたので、その感想を書いていきたい。
以下、あくまでもライブを見た僕個人が感じた思いなので、「自分の感想と違う!そんな感想持つな!」と感じるタイプのオタクの皆さんはスルーして頂けると助かります。

※ライブ鑑賞後、気持ちのままに書いてしまった為、メンバーの発言内容は細部が正確ではないかもしれません。ごめんなさい。


さて、先日もセンターの話を書きましたが、僕は久保史緒里さん推しです。
加えて3期生は、僕がオタクになった時期と彼女達の加入時期が同じぐらいなので思い入れがあります。


ーライブ鑑賞前の「不安」ー

ですがライブ鑑賞前、私には一抹の不安がありました。ライブを観た後に「3期好きだけど、やっぱり昔の乃木坂が好きだな」と感じてしまうのではないかと。

というのも、バスラに際して行われたYouTubeの歴代バスラ振り返り企画。
そこで観た乃木坂を創った先輩達のパフォーマンスがあまりにも圧倒的だったのです。

好きになった頃の乃木坂、という思い出補正もあったと思いますが、そんな「あの頃の乃木坂凄いなぁ」という、ふと抱いた感想は、段々とネガティブな感情に置き換わっていきました。


大切な時期の乃木坂46において、センターを任され、キャプテンを任され、期生ライブのトリ・大切な先輩の卒コン前を任された3期生。そんな状況のライブを生で観て、もし「やっぱり昔の乃木坂が良い」なんて思ってしまったら僕にはこれから先の彼女達を応援する資格はないのではないか。
大袈裟かもしれませんか、そんな「恐怖心」に似た不安がずっと心にありました。

ーライブ参戦ー

久々のコール解禁もあり、ライブは序盤から大熱狂。運良くセンター席(他で言うアリーナ席)の真ん中、ステージのど正面をゲットした私は、明日の喉を横浜に捨てる覚悟でコール。実際に翌日喉が行方不明になりました。なかでも印象的だったパフォーマンスですが、

①吉田センターの『別れ際もっと好きになる』
モニターに抜かれていない間も、必死に涙を堪えながら可憐に踊る「真夏さんへの想い」は心に来るものがありました。
「わがままを言わせて、行かないで」
の歌詞に合わせ凛々しく前を向く吉田。フワフワ最年長の表情に涙腺はドバドバです。

②葉月の『命は美しい』
加入当初、周囲と比較して「劣等感」を持っていたというVTRから始まった一曲。
先程の吉田もそうですが、加入当初に戻ってこの映像を本人に見せてあげたい。こんなかっこいいパフォーマンスが出来るんです。劣等ではありません。最強です。

③「不安」を吹き飛ばした、『僕が手を叩く方へ』

さて、このライブで1番感動したのはこの曲です。「感動」なんて言う言葉では表しきれないのですが、もはやこの曲の魅力を表現するには語彙力が足りません。もっと国語の勉強をしておくべきでした。


センターの久保は、「後輩のライブを観て、なんて素晴らしいんだと思った。こんな後輩がいるならこれからも乃木坂は大丈夫。そしてその先頭に立つ私達にはまだまだやれる事がある」と語りました。新センターの決意に私はもう涙が止まりません。会場一体となった1万人のクラップの中、眼前の推しは続けます。



「まだ観ぬ景色に、皆さんを必ず連れて行きます。だからどうか私達について来てください」



紙吹雪が発射。


強く手を叩きながら 君をここまで導きたい
ほらね ここへ来られただろう
おいで!おいで!おいで!
乃木坂46『僕が手を叩く方へ』


1.2期生が作った「あの頃の乃木坂」には偉大な先輩達が在籍し、今なお語り継がれる圧倒的なライブも、感動的な物語も数多くあります。そんな事は3期生だって分かっています。その上で、最高のライブの終盤、最高の曲にのせて、推しが「まだ見ぬ景色に連れていくからついて来てくれ」と言うのです。
それを肉眼で真正面でみせられてしまった。


思い出して文字起こしするだけで感情が溢れて泣きそうになります。


もう不安なんて1ミリもありません。

乃木坂を、3期生を、久保を応援して来てよかった。そしてこれからも、ついていきます。



2023年2月25日、横浜アリーナで乃木坂46の歴史が動く瞬間を見ました。

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