センターになってくれた真面目な推し


乃木坂46の32ndシングル。
私の推し、久保史緒里さんがセンターに選ばれました。ダブルセンターの1人です。

先日、最後の1期生秋元真夏さん、最後の2期生鈴木絢音さんが相次いで卒業を発表。その黎明期を支え国民的グループを作り上げた偉大なメンバー達が、31枚目シングルを以って全員することになります。

その意味で、乃木坂にとって今シングルは大きな意味を持ちます。
初めての「途中加入のメンバー」しかいないシングル。「先輩がいなくなった後輩」だけが在籍しているシングル。
つまり、これからのグループの態勢や人気、向かう先を決める重大な局面なのです。

その真ん中に推しが抜擢されました。

私は勿論彼女と知り合いではないのでメディアに見せる部分しか知りませんが、少なくともその彼女は、真面目で責任感が強くて、少しだけツキがなくて真面目です。加えて少しだけ負けず嫌いで真面目です。かと思いきや文章がとても綺麗で真面目です。あと可愛い。

これまで選抜のフロントに立った事もありますが、基本的には2列目が多い。でもその真面目さから、いつも大好きなグループの事を考えて活動しているように見えます。
これまでの言動から、勝手にですが、本人も真ん中ではなく「縁の下の力持ち」的なポジションで納得しているのだと思っていました。

だから私も選抜発表の度に「久保ちゃんセンターじゃないのか...」とうっすらは思うけれども、決して強く意識しませんでした。
本人がそう言ってもいないのに、2列目に徹しようと思っている(っぽい)のに、勝手に周りがセンターだなんだと言ってはいけないと思っていたから。チームバッティングに努めてくれている打者に「何でもっとホームランを打たないんだ」とは言えません。

ところが、その考えが覆されたのが前回・31stの選抜発表後のメッセージでした。

(あまり詳しくは書けませんが、)誤解を恐れずに言葉にしたい、と前置きした上で

「もっと目に留まりやすい場所を目指したい」

という趣旨のメッセージが来たのです。
フロント経験のある彼女が言う「もっと目に留まる場所」とはセンター。

「あ、久保ちゃんがセンターになる(目指す)事を応援していいんだ!!」
ととても嬉しかったのを覚えています。

そして今回のセンター抜擢。
これは本当に個人的な妄想でしかないので嫌な人はスルー推奨ですが、選抜する側の大人達もこの感情の吐露を待っていたのではないかとも思います。最近の活躍が目覚ましいのも確かですが、こういう強い気持ちがあるならこの先の乃木坂を任せよう、と。

そして、共に真ん中で乃木坂を背負ったのは同期の『戦友』山下美月さん。
正直久保ちゃんは責任感が強すぎて、センターになったら背負いすぎてしまわないか、1オタクながら心配でした。

でも、山下が一緒なら大丈夫そう。
こんなに安心感のある、最強の相方はいないと思います。
6年半「山下に追いつき追い越そう」と思って頑張ってきたからこそ、時には背中を預けながら、前を向きながら。

「後輩だった先輩」だからこそ創れる、3期生が魅せる新しい乃木坂が楽しみでたまりません。

長くて気持ち悪い文章を書いてしまった自覚があるのでこの辺で終わります。
お目汚し失礼いたしました。

センターおめでとうございます!!!

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