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回転寿司の注文の仕方

回転寿司はレーンに載った回っている寿司を食べるものだと思っていた。
僕が子供のころ(20年くらい前の話)、回転ずしの良さは以下だと考えていた。

  • リーズナブルにお寿司が食べられること

  • 回っているお寿司をとって食べること

僕は特に回っているお寿司をとって食べることがワクワクして好きだった。 回っているお寿司が自分の前に来る前にとられないかな? 「お寿司取れたぞ!」と食べる前のワクワクが好きだった。

その横で親は裏技的に直接厨房にお寿司を頼み、手渡しでお寿司を受け取っていた。 握りたての方が新鮮で美味しいというのである。

確かにそうであろう。ただ、そんな裏技あり?って子供ながらに心の中で思った。 回っている寿司を食べるから回転寿司なのでは? なにかズルいことをしているように感じていた。 でもルール違反はしていないから良いのか、うーん。 美味しいものを食べさせたいという親心か厨房に直接食べることを勧めるが 僕は回っているお寿司を食べていた。

(20年くらい)時間が経ち2022年現在、 肌感として回転寿司の注文の仕方のスタンダードは直接頼むになってきている気がする。 お店的には回っている寿司の廃棄も少なくなるし、お客さん的には新鮮なお寿司を食べられる。 そのような気もするが、回転寿司の価値はそれだけなのだろうか? そうするともはや回っている意味とは?と考えてしまう。 そんなことを考えながら僕は直接お寿司を注文した。

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