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作文が嫌いだった

作文を書くのが苦手だった。いや嫌いだったのか。
でもなぜ嫌いなのかは当時の自分ではわからなかった。
今考えると、文の終わりのバリエーションが圧倒的に少なかったからに思う。

作文の時、一文の終わりが「思いました。」で終わることの連続に辟易していた。
「思いました。」が連続する度に、また思ってしまったと自分でつっこむ。

「思いました。」で終わる文が三文続くともう言い回しのバリエーションのなさに愕然とし、
文を書くのをやめたくなった。

今は作文が苦手か得意かはわからないが、嫌いではなくなった。
言い回しはまだまだ下手で、自分でもうーんって思うのだけど、
ちょっとうまく表現出来た時には、少し穏やかな気持ちに満ちたりする。

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