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ニューノーマル時代に業務自動化が伸びる2つの理由。経営者の心理になって考えてみた。

Robo Runner(ロボランナー)というRPA(Robotic Process Automation)導入企業の自動化をオンラインサポートするサブスクリプションサービスを行っているPeaceful Morning代表の藤澤です。

緊急事態宣言が解除になりましたが、引き続きエッセンシャルワーカーの方が最前線で働いています。

そんななかで「業務自動化」にかかわる当社Peaceful Morningはどう世の中に貢献できるのか…。

今日は一度立ち止まってアフターコロナ、ニューノーマル時代に自分たちの事業ドメインである「業務自動化」がどうなるのか?について考えてみたいなと。

また、企業経営者の心理からAIやRPAなどのホワイトカラー業務自動化テクノロジーに対して、「投資を進める方向にいくのか?あるいは投資を絞る方向にいくのか?」についても考察してみたいと思います。

アフターコロナ、経営者は正社員を今までのように採用できるのか?

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コロナ禍において、新卒・中途求人募集はともに減りました。

また、社員の休業やリストラを行わざるを得ない企業が多くあり、企業の倒産件数は5月で前年同月比10%超の増加が5カ月連続となり、リーマン・ショック時を抜きました。


上であげたような求人を減らした会社、社員を休業やリストラした会社の経営者目線になって考えてみたいと思います。

「このコロナはいつまで続くのか?どのタイミングで経済がコロナ前の水準まで戻るのか?」について、経営者は相当悲観的に見て会社経営をしなければなりませんし、未来に向けた投資には必然的に慎重になります。

「緊急事態宣言が明け経済が少しずつ動き出したとしても第二波がくればまたストップするのではないか?秋~冬にかけて再度流行したら経済は再度減速するのではないか?オリンピックは本当に開催できるのか?」など悲観的なことを考えればキリがありません。

経営者の心理は一部業種を除き、楽観シナリオを描きにくい…というのが現実です。

ジェットコースターのような環境をどう乗り切るか?

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コロナ禍において、正社員の休業やリストラを行った会社の経営者は普通であればこう考えるはずです。

「このジェットコースターのような環境変化を乗り越えるためには、自分たちが柔軟に変化できる体制をとっておく必要がある。」

「変化のたびに正社員の雇用に手をつけたり、休業させるのは経営的にも心理的にもつらい。仕事内容によっては固定費化する正社員ではなく、変動費化できるワークフォースを抱えたほうが良いのではないか?」

ここでいう変動費化できるワークフォースとは以下のようなものがあげられます。

①契約社員、②フリーランス・副業などの業務委託社員、③パート・アルバイト、④派遣社員、⑤アウトソーシング

危機のタイミングではこういった有期雇用の方に大きな影響が出ていますが、コロナ禍で正社員の雇用に手をつけている企業においては変動費化しやすい有期雇用の重要度がさらに増しているはずです。

参考記事(リーマンショックの2か月前に書かれた記事ですね驚)↓


変動費化できるワークフォースが今後増える?

ただ一方で経営者と話をしていると

「契約社員や業務委託、派遣、アルバイトといった有期雇用の人達をこの厳しい環境下で契約切るのは心苦しい…。」

という声も多く聞かれます。

(これは私自身も経営者として感じていることです。苦しい環境下で守られていない立場の方を放り出すのはやりたくないものですし、以下のようなニュースを見ると心が痛みます。)


前に進むためには業務自動化テクノロジーが必要

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つらつらと書いてきましたが、まとめますとRPAのような業務自動化テクノロジーはニューノーマル時代においてより重要度が高まると考えています。

理由は上記に挙げた2点、業務自動化テクノロジーが

①変動費化されたワークフォースであること

②ワークフォースの量を調整する際の心理的負荷がないこと

といった側面を持っているからです。

人の雇用の調整は簡単ではありませんが、デジタルワーカーを増やす・減らすはそれに比べれば圧倒的に容易です。


まとめ

混沌とした中で企業経営者が前に進んでいくには業務自動化テクノロジーの力は欠かせません。企業が前に進んで売上を上げていかなければ社員の雇用は守れませんし、求人ニーズも戻ってきません。

環境変化が激しい世の中だからこそ

調整しやすいデジタルワーカーのニーズは増え、デジタルワーカーが作った売上、利益をベースに雇用を回復させる…

というような成功事例も作っていかなければいけない時期なのではないでしょうか。

Robo RunnerにてRPAを活用する企業のオンライン伴走サービスをしていますが、Robo Runnerを通じて、①サービスを導入してくれた目の前の企業で成果を出す→②プロジェクトの成果により売上、利益が上がる→③雇用につなげる、こういった事例が作れるよう目の前の企業に向き合うことが自分たちのできることだと感じています。

それ本当にできるの?と言われるかもしれませんが、良い世の中になることを目指して自分たちのできる範囲でもがいていきたいと思います!

最後に当社では一緒に働く仲間を積極募集しております!twitter DMや以下採用サイトなどでお気軽にご連絡いただけると嬉しいです!



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33歳の銀行員がスタートアップ企業へ転職して学んだ10のこと


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https://note.com/t_motohiro/n/nc6f3291ddef7



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