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主体性が育まれる美術教育

主体性が育まれる美術教育

今回のアートは、七夕の天の川の美しさから連想したソルトアートに取り組みました。

ソルトアートとは、ソルト、塩にカラフルな着色を施すことから始まります。あらかじめその着色されたソルトを9色くらい用意をします。
例えば同じ青色でも濃い青、薄い青といった濃淡もあります。そのことから自然と「色彩」について体感的、心情的にも学ぶことができたと思われます。また、当然全く異なった色、「色相」についても同様で、両者ともまだまだ浅いでしょうが「色」についての見方ができたと判断されます。
今回、そのカラフルなソルトを9種類の中からセレクトを行い、そしてボトルに入れる。この何気ない行動ですが、色を選ぶという行為は、誰かに指示された行動ではなく、自らが動き出すといった主体的な行動となっています。
また、ボトルに着色されたソルトを入れる際、色の順、量は、この行為についても誰からも指示されることなく、自身の思考と判断に委ねられます。
色の順は、当然のことながら仕上がりの美しさに反映されます。
量は、多さ加減によって見える幅、太さにも比例します。そのことから仕上がりを想定して行動することは、次に挙げる問題の解決的行動として向き合えます。
現代社会は、テレビやネット環境等から自らが行動しなくても情報が入手できる受身状態になっています。また、学校に於いては横並びの授業といった先を見据えての活動が乏しくなっています。
このような社会的、教育的に抱える問題のほんの一部ではありますが、今回の「ソルトアート」の活動は覆し、そして自身確立を担っていると思われます。

今後もさまざまな問題を乗り越えられるよう、アートの活動を楽しく取り組み、「生きるチカラ」を育てて行きます。

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