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ヘルプデスク職からインフラエンジニア職へ転職した話

友達が転職に関するお話を書いていたので なんとなく僕も転職した話を書いてみたいと思います。

長文読みたくない方は各目次の最初の3行くらいまで読んでもらえればお話の内容がざっくりわかるかと思います。

前職について

自分の前職の職種は「社外ヘルプデスク職」という業種でした。
ざっくりいうとインフラシステムのトラブル・相談総合受付窓口です。

自分は主に官公庁や金融系システムのトラブル受付窓口業務やシステムに導入されているソフトウェアに関する質問窓口業務を担当していました。

業務範囲はあくまで受付と回答なので、技術的なログ解析作業等はほぼ全て各専門部署へ依頼をしていました。

転職した理由

転職した理由はずばり、ITエンジニアとしての技術力があまり身につかなかったからです。

このヘルプデスク業務は多種多様な製品について取り扱う反面、それらの製品に実際に触る機会が非常に少ない場合が多いです。要は広く浅く知識が身につきます。

また、官公庁や金融システムは旧システムの仕組みをそのまま更改して使用することが多く、自分の業務では新しい製品に触れる機会が少なかったです。

技術力を身につけるという意味では、独学でカバーしていた部分もありましたが、やはり今後のことを考えた時、今のままではいずれこのIT業界から置いていかれると危機感を感じて転職を決意しました。

現在の業種について

そんな経緯があり、私は転職活動の末、
現在はインフラ(クラウド)エンジニアという職に就いています。

主に、自社で提供しているサービス( IaaS,PaaS,SaaS )のシステム構築、保守を行っています。また、その傍ら社内SE的なこともやっています。
要は社内の技術的なお仕事全般ですね。

サーバ機器の物理的な設置作業をしたり、トラブル発生時のログ解析をしたり、システム監視をしたり、お客様のシステムの初期構築をしたり、英語で海外のメンバーとやりとりをしたりと、業務範囲は非常に広いです。

今の職に就いて、当然とにかく実機に触る機会がとてつもなく多くなり、広く浅くから広く深く、専門的な知識を得るようになりました。

今ならエンジニアの端くれやってます!と、胸を張って言えます(笑

前職で得たこと

前職を経験したことで今の業務に生かされていることもあります。
それは技術的な内容を他人に分かりやすくOUTPUTする能力です。

この能力を発揮できる機会はエンジニア職に就いた今の方が非常に多く、
前職の経験が決して無駄ではなかったと感じています。

大規模なインフラシステムにおいて、システムの保守業務は構築したITベンダーの子会社や下請の会社に委託される場合が多く、それ故なのかITド素人が保守業務をしていることが思いの外多いです。

なので、素人にいかに素早く質問内容と回答内容を理解してもらうかが前職では非常に重要な能力でした。前職の業務をこなしていく中でこの能力は本当にめちゃくちゃ身につきました。

最後に

私は今、転職を通じて、実際に色んな技術に触れることができるということの重要性やおもしろさ、満足感をめちゃくちゃ実感しています。

前述した内容に加え、今の職場では好きなパソコンを支給してくれて、会社の冷蔵庫に敷き詰められたお茶お菓子ジュースアイスは全て飲み食べ放題だし、在宅勤務もできる環境も整っています。

また、気になる技術があればすく試せる環境、よいと思った技術はすぐ取り入れるという風潮が整っています。

こんな今の社風が今の自分には非常に合っているのかもしれません。

最近はIT系でおもしろいことやってるベンチャー企業も全国さがせばたくさんありますし、終身雇用制という概念もがなくなってきている今、個人的な意見としては、このIT業界で限って言えば今の自分の働き方に疑問があればすぐに転職することをおすすめします。

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