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企画書を書いたことがありません。の一言から始まった社長直伝、企画書の作り方。#センキョ社内勉強会レポートvol.1

こんにちは!センキョインターンチームです。

9月に発足したインターンチームは高校生~大学生が活動中。現在は社長プレゼンに向けた「企画書」を作成する期間だったりします。そんななか、メンバーから湧いてきた素朴な疑問。

「そもそも、企画書ってどうやって書くの…?」

聞いたことはあるけど意外と作ったことがない企画書。企画書って何?そもそもなんのために作るの?どうやって作るの?

…そんなインターン生の素朴な疑問を受けて、我らが社長、なんと勉強会を開催してくれました!!(これぞベンチャーのスピード感…!)

1. いきなり作り始めない!まずは目次をつくる!


企画書をつくる!となったときに、まず、何をしますか?

多くの人はドキュメントやスライドに文章を書き始めているのではないでしょうか。

社長曰く、「いきなり文章を書き始めない!まずは目次ベースで考えよう!」とのこと。なぜなら、企画書は自分の喋ることの補助にすぎないから。企画書=発表原稿ではないわけです。

企画書を作るときの考え方もいきなり最初から一つ一つ丁寧に考えていくのではなく、目次(アウトライン)ベースで考えたほうがいいらしい。そして自分で話しながら考えてみる、時には仲の良い友達に話して、フィードバックをもらいながら少しずつ中身を詰めていくのが良いそう。なによりアイデアは自分だけに閉じ込めておくのではなく、積極的に外に出したほうが良い。互いにシェアすることで、シナジーも生まれます。

2. 企画書に決まったフォーマットは、ない

驚くべきことに、「企画書にこれと決まったフォーマットはない」らしいです。要は企画が相手に伝わればOK。しかも社内向けなら、デザインにがっちがちにこだわる必要もなし。

こだわりにこだわりまくったデザイン性の高い1個の企画書をつくるよりも、文字だけでもいいから3個の企画書を出してくれた方が良い。何を、どの情報を使って、どう伝えるか、がポイントなんだとか。

フォーマットはない企画書ですが、お作法はあります。そのお作法とは、企画書の構成要素ともいえるもので、課題・仮説・仮説の実行方法の3つ。大体のプレゼンはこれらの要素によって構成されているそうです。

例えば弊社を例に挙げると、

課題:スマート選挙の知名度がない
仮説:YouTubeチャンネル開設し、登録者10万人超で知名度UP?!
仮説の実行方法:有名YouTuberとコラボする。毎日2本投稿する。

といった感じです。しかし、ただこの通りに話しても聞き手は飽きてしまいます。なぜならば大前提として、人は、人の話を「つまらない」と思って聞くから。

人を惹きつけるポイントは、結論ファーストで話すこと!
説明が最初にたらたらくると飽きてしまうから、最初注意をひくような、惹きつけるキャッチ―な言葉や一言があると、ぐっと聞き手は引き込まれるみたいですよ。例えば「日本を変えたい!」と一言めに言ったら、聞き手は自然となんで?どうやって?といった疑問が思い浮かぶから。

3. 企画書を作るときに使えるツール

よく企画書作成で使われるのはパワーポイント。Macユーザーならキーノートがおすすめらしいです。たしかにプレゼンテーションといえばパワーポイントやキーノートをイメージする人が多いかもしれません。

インターンチームは現在10人ほどいるため、なにかと共有することも多く、使用しているPCもMac、Windowsさまざま。。。そんなときにはみんなが使えて、かつ共有機能にも優れているGoogle Slideがおすすめ!

Google SlideはMac・Windows問わず使用可能で、複数人での同時編集も可能。たしかに今の私たちにはとっても魅力的。

ただし、万能ではないそうです。例えば、使用できるフォントにはパワーポイントやキーノートに比べて制限があります。デザイン性にこだわりたいプレゼンテーションや企画書にはGoogle Slideは不向きかもしれません。

4. 定量と定性を織り交ぜて話す、考える!

定量的ということは数字で表せるということ。あまり意識しないことかもしれませんが普段、私たちは定性的に話すことが多いみたいです。たしかに、「ごはんをたくさん食べた!」とは言うけれど、「ごはんを400g食べた!」とは言わないですよね。

ですが、定量的なデータ、すなわち数字を混ぜることで急に、現実味が増し、信ぴょう性が高く、説得力があるように聞こえるんだとか。社長のプレゼンは、数字の問いかけから始めて、聞き手を惹きつけるようにしているそうです。数値的なデータを先に見せるだけでも、不思議なことに聞き手は話を聞こうとするんだとか。

我々はビジネスでやっているわけで、ただのサークルではないから何事にもロジックが不可欠なわけですね。ただ、数字のデータが並びすぎても聞き手は飽きてしまうから、程よいバランスが重要ってことです。

5. アイデア出しに困ったら?

アイデア出しが得意な人もいれば、ニガテ意識を持つ人もいます。アイデアはどうやって出していけば良いのでしょうか。

社長曰く、ポイントは「制限をかける」こと。

アイデア出しなのに制限をかける…?どういうことかというと、あまりに範囲が広すぎると、思い浮かばないから範囲を狭めて考えようということ。
なんか面白いもの、イケてるもの、というスタートでアイデア出しを始めるのではなく、一つのテーマ×別のテーマの組み合わせベースで考えるなど。

弊社は政治家を顧客としているので、例えば政治家×○○○、といった感じですね。このとき、超くだらないアイデアでもいいから出し切る!!!ことが重要です。超くだらないアイデアに対して、「それは現実的ではないよね」といった批判はここでは一切いりません。つまり、アイデア出しのコツを一言で言うならば、「範囲は絞る、深さは絞らなくていい」

社長オススメは、マインドマップを使って考えること。ツールとしてはXMindmiroが良いらしい。ちなみに社長は友人の結婚式のスピーチもマインドマップで考えたんだとか。(祝われた新郎新婦は、まさか自分たちの結婚式の感動的なスピーチがマインドマップで作られていたなんて知ることがないでしょう…)

《まとめ》企画書を作るときに意識すること

企画書作成したことがない、というメンバーの一言で始まった社内勉強会。社長からいくつかの重要なTIPSを教えていただきました。決まったフォーマットはないけど、何をどう伝えるか、を考えることはとっても重要。そして今日の話を踏まえて、人のプレゼンや企画書を見てみましょうとのこと!

ということでもし企画書を作ることになったら、参考にしてみてください!

今後もインターンチームの社内勉強会をnoteで発信していきますので、お楽しみに~!




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