知っておきたい! 【ジェンダーの基本】
こんにちは! 新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。
突然ですが、こちらご存じでしょうか?
正解は…
SDGs内の17の目標です。
一度は見たことあるんじゃないでしょうか?
この17項目のうち5番目に、「ジェンダー平等を実現しよう」の目標があります。
「ジェンダー」の言葉自体は聞いたことがあるはずですが、性別とか性とは何が違うのか、正直あんまりわからないという方も多いのではと思いました。
そこで、堅い政治の話ではなく、政治を知る上で重要かつ身近なテーマで、曲がりなりにも書いてみようと思いました。
今回のテーマは「ジェンダー」です!
最後までぜひついて来てください!できる限り多くの人が読んでくれると嬉しいです!
はじめに
この記事を読んでくださるので、僕自身について軽くお話しします。
僕は自分のからだが男性的で、自分のことを男性だと思っていて、恋愛対象も性的対象も女性の人間です。
これをジェンダー関係の言葉で表すと、ヘテロセクシュアルでシスジェンダー、いわゆるストレートの男性となります。
それぞれの意味は….
ヘテロセクシュアル…恋愛的・性的に魅力を感じる相手が異性である
シスジェンダー…身体の性別と心の性別(性自認)が同じである
ストレート…異性愛者で心身ともに同じ性別であること
普段の生活では男と女の二つを基準に性は判断されています。男女で分けられるお手洗いがイメージしやすいかと思います。
ただ人間の心と身体の発達は必ず一致しないことがわかっています。そこでジェンダーの出番がやってくるのです!
ジェンダーとセックス
普通に性や性別を表す場合に、英語では次のように分かれます。
Sex…生物学的な男と女、男と女の二つで分ける、ヒゲが生えている、女性器があるなどの性別による身体的特徴
Gender…社会的、文化的な性差 役割や態度、行動から判断される性
Genderの方が幅広く、後転的な環境や経験に依存する部分を指し示します。
性的マイノリティ
世の中にはストレートの男女が多い(と考えられている)ため、それ以外の人は性的な少数者と位置付けられます。なので少数者と認識して、性的マイノリティと呼ぶのです。彼ら/彼女らは人口の1割程度いると言われています。その総称として、LGBTQという言葉が使われるのです。
LGBTQ
LGBTQという用語は聞いたことあるのではないでしょうか。この用語はレズビアン(L)、ゲイ(G)、バイセクシュアル(B)、トランスジェンダー(T)、クィア・クエスチョニング(Q)の頭文字を取ったものです。
Lesbian…女性の同性愛者
Gay…男性の同性愛者
Bisexual…両性愛者
Transgender…性自認が出生時に割り当てられた性別とは異なる人
わかりやすくLGBTという頭文字で表されていますが、この4種類以外にも、もっと幅広く性のあり方が存在します。
ジェンダーの分野では、その他全ての存在をQで表しています。
そのQには二つの意味が込められています。
Queer…私たちが知らない性の状態全部を表す言葉
Questioning…性のあり方がわからない、特にどれにも属さない人
※あまり現実味がないと思われる方に具体例をお話しします。
僕には二人、性的マイノリティに属する友人がいます。どちらもトランスジェ
ンダーです。一人は季節によって恋愛対象が女性から男性に変わるそうです。
もう一人は、女性だけでなく男の子(少年性愛)が好きなんだそうです。
僕はこの話を聞いた時、初めは理解も及ばず、気分を害してしまいました。ただいずれもただの性的な志向(対象)と嗜好(好み)が世間とズレているだけなんだと気がつきました。このように常識とのズレで、苦しんだり悩んだりしている性的マイノリティ者はきっと多いはず。
こころとからだの性の不一致
相手のGenderを見分けるためには、性的指向と性自認の両方の理解が必要です。
それぞれを定義すると…
性的指向….恋愛や性的な感情の対象
性自認….じぶんの性別への感覚や認識
となります。
性自認は英語ではGender Identity(性同一性)と名付けられています。一般的に与えられたからだの性と内部に宿るこころの性が一致しています。ですが稀にそのズレによって違和感を感じている人がいます。心身の性が一致していることを前提にしているため、彼ら/彼女らは性同一性障害者と呼ばれます。
周りの人との容姿や行動で違いが多く、いじめや差別に遭う機会が多いことや、自分の中にある違和感が拭えないことから、悩んでいる人も多いそうです。
だから性転換手術によって、彼ら/彼女らは自分に見合った身体に近づいたり、心の性と同じ格好をすることで、より自分らしい自分を手に入れることが出来るようになります。アニメのキャラクターにコスプレして、なりきることと同様に一つの自己実現に繋がるのです。
最後に
マイノリティであることや障害があるとみなされることは、受け手にとってものすごくプレッシャーがかかることで、傷ついたり追い込まれたりします。僕の経験上、異質だと思える存在でも少しずつ時間をかけて接することで、同じ人間だとわかります。分かり合える部分や彼ら/彼女らに救われる部分もあると思います。
なので、🏳️🌈LGBTQ🏳️🌈の人と会ったら、優しくかつ当たり前のようにコミュニケーションを取ってみてください。
また私たちが思っている以上に、身の回りには多様なGenderを持つ人々が存在します。そんな性的マイノリティ者と普段関わっている可能性があることがわかっていただけたでしょうか!?
このnoteがジェンダーについて考えるきっかけや自分の言動や行動を振り返るきっかけになれば、すごく嬉しいです!
最後になりますが、ここまで読んでくださりありがとうございました!
よい1日を!
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