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『ひとって、幸せに生きないとねぇ』

ココロを上手に養って過ごすことができると、幸福感って簡単に持てるんじゃないかな。

「はあ、無事に過ごせて、幸せ」って感じで。

心配事や困りごとが無くて、安心して毎日過ごすことができたら、それはそれで、充分幸せなんじゃないかな。
病気やけが、収入の心配や、家族の不仲など、ちょっと気を抜くと、そんな心配事や困りごとは、ふってわいたように起こりそう。

自分の身の安全をちゃんと確保して、環境を無事に整える。

これ、維持し続けるだけでも、それなりに大変。
でも、大変、と思ってやらない程度に、負担にならない程度のやり方が見つかれば、それがしあわせてってことかなぁと。

毎日の生活に追われると、それはそれで気ぜわしくて、幸せを感じるゆとりが持てないよね。


江戸時代に「養生訓」って本を書いた貝原益軒さんというおじいちゃんがいました。
83歳の時に「養生訓」を書いたのだって。

この養生訓の中に、人生をちゃんと楽しんで生きないとね、ということが書かれています。

ちゃんと楽しんで生きるためには、欲を謹んで、節度を持って、諸々忍耐することを覚えておきなさいよって。

忙しさも含めて、欲張らない。
無理がかからないように節度を保つ。
ちょっとしたことには目をつむれる忍耐力があったらよいよ、と、そんな感じ。

生きる達人みたいになるのって、自分のことやまわりのことを、ちゃんと眺めていて、余計な心配事がおこらないように過ごせること。
余計なことをしないで、やるべきことをちゃんとやって、あとは呑気に過ごせれば、それで人生の達人なのかな。

幸福を感じるのって、こんなバランス感覚の上に成り立っているのかも。

自分の人生に、無理なくスッと立って過ごせていられたら、きっと、人生の達人。

幸せでい続けられるコツなのかもね。

養生訓を久しぶりに読み返して、あらためてそんなことを思いついたのだったとさ。


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