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第二回 U35京都朗読コンテスト一次予選への取り組み

第二回 U35 京都朗読コンテスト|一般社団法人 朗読表現研究会| (rlabo.jp)

若い読み手のための朗読コンテストです。開催していただきありがとうございます。自分用の記録ですが、次回以降の参考になれば幸いです。
※結果が出てから書いています。

参加のきっかけ

昨年、twitter(X)で京都朗読コンテスト公式アカウントにフォローして頂き、大会の存在を知りました。出たいと思っていたものの、忙しいので断念。しかし、知っている方が出場されて盛り上がっているのをみると、私も参加すればよかったと幾度も思いました。

その想いが積もって、今年は結果はなんでもいいからとりあえず出そうという気持ちで参加しました。

テキストについて

池田久輝
第二回 U35 京都朗読コンテスト 一次予選テキスト(公式サイト : rlabo.jp/krc/)

『フラミンゴ』
『朝の走者』
『最後の客』

私の場合、単調になってしまうことが大きな課題の一つだったのですが、そういう意味では読みやすいと思います。一文一文、考えて読めば棒読みになりにくいし感情が出やすいと感じました。固い文章が読みにくいと感じる朗読初心者の方は、練習用に良いと思います。

『フラミンゴ』は、その内容から一文も内容が落とせないので、私の技量(声質の軽さなど)では難しいだろうとすぐに思いました。

『朝の走者』と『最後の客』でギリギリまで迷いました。『最後の客』の具体性と話のまとまりにはものすごく惹かれていました。でも、登場人物の二人の男性の読み分けの厳しさから、『朝の走者』に変えました。声が高い場合は『朝の走者』を選んだ人が多かったのではないかと、個人的には推察しています。

練習時に考えたこと

まず、原稿をWordにいれて配置を整えました(が、講評を見ると多分これはマズかった……)試しに声に出して読んでみると、『。』で区切られていてもまとまっている内容がいくつかあります。例えば、〜かもしれない が連続するところなど。それらに丸括弧のような印をつけながら内容を整理しました。

次に考えたのが、スピードと間です。テキストが『朝の走者』だったので、’’動作の進度’’ではなく’’思考の進度’’の比重が高いわけです。実際に起きている時間経過と、登場人物が体感している時間経過の違いを初めて意識できました。このテキストのおかげで新しい視点を得ることができたと思います。(講評アリで参加した方へ : 総評の最後から二番目の段落の話とも通じると思います)

後半のセリフが多いところでは、登場人物が二人とも言えるし、一人とも言えるのも勉強になりました。地の文はずっと’’今日の僕’’視点だったので、今日の僕をベースにして昨日の僕のセリフにどんな変化をつけるかを考えました。

実際に一次予選に応募したものです。

結果・講評

一次予選は通過していました。

ただ、それ以上に丁寧な講評を頂けたことが嬉しかったです。総評と個人の講評では逆のことが書いてある部分もあり、講評アリで参加したのは間違いなかったなと思います。

これから

二次予選では、一回きりを通過することだけではなく、次に繋げられるように勉強することも意識して取り組みたいと思っています。私はまだ21歳なのであと十数年は出場できそうです。

中学時代から今まで、生徒・学生向けの特定の大会に全てを注いできました。正直なところ、学生ではなくなった時の朗読の続け方が分かりませんでした。このような大会があることで、辞めることを考えなくていいんだという安心を感じています。第二回も、これからも大会が盛り上がっていくことを願っています。

京都朗読コンテスト⇨https://www.rlabo.jp/krc/


本選は2023年10月22日(日)だそうです。
まずは二次予選頑張ります!!

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