五感を鍛えなさい。2021.6.10

今関わっている書籍の資料本を読みながら、息子は将来、どんな職に就くのかと考える。
これまでまったく知ることのなかった世界が未来を包むとして、
自分が知っている過去に目を向けて伝えられることなど、既に役に立たない。
わたし達が教えられることなんて、ごくわずかだ。

彼に今、声をかけるなら、五感を鍛えなさいと伝えたい。
今この瞬間を感じる五感を生かすことができたなら、変化をいち早く感じ取れる。
どこにいても、何をしていても、誰といても、
自分の五感が何を必要としているかを自分が理解していたら、
自分の中心に戻ってくることができる。
そうして五感が受け取ったことを言葉にすることができたなら、
たとえ道に迷ったとしても、それが道になる。

だからできる限り言葉にするために、本を読み、表現をしよう。
あなたはこれまでもこれからも、自由なのだから。

そうこれは息子に伝えているようで実は、自分や自分の大切な人達に向け言っている。
どんな状況下でも、自由でほがらかな、自分らしい時間を過ごすことを望むなら、
もっと感じることに敏感になった方がいい。
そしてそれを表現する勇気と知恵を積み重ねて欲しい。

あなたの自由に近づく一歩を。

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