14万のnever ending story
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14万のnever ending story

2019年12月に刊行した『ぼくとわたしと本のこと』(高原純一+SUN KNOWS)について、この本の広告をTwitterで紹介して下さった方がいる。

現在、2万近いリツイートがされ、いいねは14万超。
センジュ出版の書籍の広告が多くの方の目にとまることとなり、
ことばと広告さん、そしてコピーライターの安路篤さん、デザイナーの櫻井咲人さん、著者の皆さんに、改めて感謝を伝えたい。

今回、ことばと広告さんが掲載くださったのが、こちら。

引用されたリツイートを拝見していると、みなさんかつてのご自分と重ね合わせて共感されたり、コピーによって表現された景色に引き込まれていたりと、
幸せなコメントが数多くあがっていた。
わたし自身、本の中に「逃げた」ことがある思春期を経験しているので、本の中の安全な世界についてのツイートには、「みんな一緒だったんだ」と感情が揺さぶられてしまう。

中でも、『はてしない物語』のようだ、とのたとえが数々あって、『モモ』のような対話を重ねたくてこの会社を続けてきた自分にとって、たまらなかった。

逃げてきた人を受け入たり、かくまったり、叱ったり、許したり、諭したり、導いたり、毛布をかけたり、温かな飲み物を淹れたり、口に苦いものを差し出したり。
本はいろいろだ。
でも間違いなく、その逃げてきた人を、拒否しない。
黙って、話を聞いてくれる。
それが本だ。

今回、リツイートの言葉が増えていく様子を一つひとつ見ながら、わたしはぼんやりとそんなことを思っていた。
14万のみなさんの「はてしない物語」、いつか聞かせてください。

『ぼくとわたしと本のこと』は、無名の大学生達が書いた本だ。
読んでくださった方からは本当にありがたい言葉が寄せられ、
そしてこの本は、マーケティングでは測れなかった奇跡の物語がずっと続いている。

この本についてnoteに9月5日に書いた記事には、以下のように記している。

2019年12月20日。
3年以上越しで、高原先生と21人のSUN KNOWS(産能’s、そして太陽のような彼らがすでに知っている何か、を掛けた)が正直に書いた『ぼくとわたしと本のこと』が、センジュ出版の7冊目の本となった。  

その後は予想外な、とはいえどこかで「思ったとおり」、な出来事が、現在この本を取り巻いている。
「思ったとおり」と書いたのは、この本に限らずだが、センジュ出版の本は狭義のマーケティングから程遠いところで作っているために、
「思いもよらない」ことが、「思ったとおりに」起きて行くことが多いからだ。  
まだまだ何かが起きそうな本書、それはやはり、高原先生が中心に関わってくださっていること、そして21人のあの時の20歳達が、真正面から自分のことばに向き合ってくれたことが大きい。

5年前に高原先生からのご相談を了承したのはこれが理由だったのかと、すでに何度も驚きと共に感じさせてもらったが、
この本は、これからまだまだその理由を増やしていくような気がしている。

やはり、「思いもよらない」ことが、「思ったとおりに」起きた。
今回を機にこの本を手に取って下さる方が一人でも増えることを願うばかり。


このツイートをしてくださった、ことばと広告さんには感謝しかない。
この方のnoteも拝読。すると、文章にまつわる記事の中に、

全般通して言えるのは、読む人の気持ちになるってことでしょうか。つまるところ、文章が上手いというのは「相手の気持ちを思える」ってことなのかもしれません。

と書かれていた。
相手の気持ちを思うことを大切になさっているこの方にうちの本の広告が届いて、それだけでも、本当に幸せだと思う。
ありがとうございます。


#今日の一冊
#東京コピーライターズクラブ年鑑2020
#安路篤
#櫻井咲人
#281 /365

#ぼくとわたしと本のこと
#高原純一
#SUNKNOWS

#ことばと広告

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センジュ出版 代表 吉満明子

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しずけさとユーモアを大切にする小さな出版社、株式会社センジュ出版の代表。著書に『しずけさとユーモアを』(エイ出版社刊)。趣味は器集めとキャンプ。2021年、メディカルアロマインストラクターの資格取得。対話を主とする独自の文章教室「文章てらこや」主宰。読書、文章に関する講演多数。