見出し画像

カナダ日記 2023年8月1日(火)—急にずんだ餅が食べたくなる

今日は曇り時々晴れ。昼間は暑いが朝晩は肌寒い。

今日、急に『ずんだ餅』が食べたくなった。もともと宮城県出身なのでずんだ餅はたま〜に食べていたのだが、こんなに突発的に食べたくなることは日本ではなかったのだが…。

当然ながら近場でずんだ餅が購入できる場所などない。あるかもしれないが、少なくともこれまでの自分の行動範囲内では見かけたことがない。

だがどうしても食べたいので、ならば自作してみようかと思い立つ。日本にいる時、海外在住の人がいろんな日本食を自作している様子をSNSでよく見かけたが、その気持ちが分かった気がする。

さっそくスマホでずんだ餅の作り方を検索する。うーむ。餅米から作るのはなんか面倒くさそう…。だが、ずんだ餡はスーパーに冷凍枝豆っぽいのが売ってたからいける。

ならば、ずんだだんごなら割と手軽に作れるのでは?とだんごの作り方を検索。

どうやらカナダではだんご粉や白玉粉の入手は難しそうで、米粉を使っている人がいることを確認。

さらに米粉だけだとだんごが少し固くなるようで、豆腐を入れるレシピが出てきた。ふむ、豆腐なら近場のスーパーに確か置いてあったので、米粉があれば作れそう。

娘をサマースクールに送ったあと、その足でスーパーに向かう。豆腐売り場はすでに分かっているので、まずは米粉探索を開始する。米粉が無ければはじまらない。

まずは可能性の高い小麦粉などが売っている棚と、パンケーキなどの粉が置いてある棚辺りを探してみる。が、残念ながら米粉らしきものは見つけられず。

ここにないとなると、このスーパーには置いてないのかなーと悲しい気持ちになりつつ、見逃しを防ぐため念の為一番端っこの棚から順番に見ていく。

すると、真ん中辺りにnatural food(と書かれていた気がする)コーナーという売り場があり、その一角に『WHITE RICE FLOUR』の表記がある袋を発見。これって米粉だよね?

と、いう訳で無事米粉をゲットし、豆腐も問題なくゲットできた。

ずんだは枝豆と砂糖があればOKなので、例の冷凍枝豆(ちゃんとパッケージに『EDAMAME』と書いてあった!)を購入。砂糖は買ってある。

これで材料は全て揃ったので、お家に帰ってさっそくだんご作り。粉と豆腐を分量通りに併せて捏ねて丸めて茹でて冷水に取ってだんごの完成。

しかし、この時点で疲れて面倒くさくなってしまうという想定外の事態が発生。ここからずんだ餡作るの面倒臭い…。

あれほど食べたかったずんだ餅への執着も材料探しとだんご作りの大変さで弱まってしまった。

そのため急遽だんごの冷凍保存方法を調べる。茹でただんごをそのままバットに並べて一度冷凍し、固まったら保存用のジップロックに入れれば良いらしい。

せっかくなので、冷凍前にできたてのだんごを何もつけずに一個食べてみる。やや固めだがモチモチしていて美味しい。問題なくずんだ餡も合いそうなお味。

お楽しみは次の機会ということで。
次の機会がいつになるかは分からんが。


冷凍前のだんご達
えだまめを潰すのがけっこう大変なので…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?