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「文章を書くのが好きでライターになったんですか?」「そういうわけではなくて...」

言葉で未来をつくる™市川弘美です。

よく聞かれます。

「文章を書くのが好きで、ライターになったんですか?」と。

私の場合は、文章を書くのが好きだからライターなったというわけではありません。
ライターになったきっかけは、あちこちで聞かれて今まで色々な所で発信しているので、ご存じの方も多いかもしれません。
私がライターになったきっかけは、「文章に個性がない」「だから、ライターに向いている」と言われたことです。

「文章に個性がないのがどうしてライターに向いているの?」

なぜなら、ライター業は誰かの”代わり”に書く仕事なので、自分の個性は出せない・出さないからです。

では一体、文章の個性とは?

それは、見える形になっているもので「文章のクセ」と言えるかもしれません。見えないものは「雰囲気」です。

これらの文章のクセや、文章の持つ雰囲気が、書き手の個性となって読み手に感じさせるものがあるということです。

では、私の個性は?
残念ながら、これは自分ではよくわかりません。ただ、自覚があるのは、その時に執筆している原稿に、文章が似てきてしまうこと。それ、私の個性じゃないやん、、という話。そう、やっぱり個性がないという結論に至るのです。

元々個性がないので、その時の原稿に染まりやすいということでしょう。私の場合、脳内や思考、話し言葉も、まるで依頼者が乗り移ってくれているみたいに、依頼者になりきってしまいます。

だから、複数の原稿を同時並行させて書くとなると、気持ちと頭の切り替えが必要。そんなに人格をコロコロ変えられるほど器用じゃないかな(笑)。

ところで、「その後、どうやってライターになったの?」
それは、こちらでお話すると思いますよ。お楽しみに!
こちらにも書いています。


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