「やる気スイッチ」は根性では入らない　その理由

けんすけです。

副業でビジネスをする場合、最大の難関は「やる気」の継続です。

気が乗らない日は集中力が落ち、
時間ばかり過ぎて作業が進みません。

「やる気スイッチ」を自由に押せればいいのですが、
人間、そううまくはできていないようです。

身体と心は連動しています。

身体の不調は、即、心に影響し、
前向きな気持ちを奪います。

私もここ数日、歯茎が腫れて、
じっとしていてもズキズキと痛むほど。

会社から帰宅しても、
とてもビジネスをする気にはなれず、
横になって身体を休めています。

それが、昨日の夕方当りから、
痛みは相変わらずなのですが、
何となく「やる気」が出てきて、
帰宅後にメルマガを1本書くことができました。

「やる気」が出たということは、
快方に向かっているという証です。

身体の状態は、すぐに心に現れますので、
心の状態から身体の状態を推し量ることができます。

あなたの「やる気が出ない」原因は、
このような身体の不調にあるのかもしれません。

その場合は、ともかく休みましょう。

身体が回復に向かえば、それに比例してやる気が戻ってきます。

睡眠も足りているし、疲れてもいない。

身体が不調になる覚えがないのであれば、
やる気が出ない原因は「脳」にあります。

「脳」と心を同一視している人もいますが、
全く別物です。

脳は身体の一部です。

身体があなたの思い通りにならないのと同様、
脳も思い通りには動きません。

身体の生命維持活動は、あなたの意思とは無関係です。

あなたの意思でそれを止めることはできません。

あなたの身体を自分のものと思っていますが、
手足など、自由に動かせる機能はごく限られています。

同じことが脳にも言えます。

脳は生命維持のため膨大な活動をしていますが、
それはあなたの意思ではありません。

「やる気スイッチ」の鍵は脳が握っています。

身体が不調ならば「休め」という命令を出し、
寝ることを強制します。

生命維持に不要なことであれば、
「やる気」をなくさせたり、
「不安」を呼び起こしたり、
「やらない理由を探してきたり」して、
行動を抑制させます。

「やる気が出ない」からといって、
根性がない、とか、意思が弱いとか、
自分を責める必要はありません。

あなたはただ「脳」の命令に従っているだけなのです。

会社の仕事であれば、
好き嫌いはさておき、
10年、20年と続けられますね。

これは生命維持に必要だと脳が判断し、
あなたをそう促しているからです。

脳の役目は、身体と心の維持です。

身体がパニックにならないよう、
心がパニックにならないよう、
常に監視しています。

「やる気が出ない」のは、
脳の安全装置が働いているからです。

ではやる気を出すために、どうすればいいかと言うと。

脳に「必要だ」と認識させることです。

いくら心で必要だと思っていても、
脳はそれを感知しません。

例えば、ビジネスをやるのであれば、
やらねばならない状況を作ることです。

あ、そうは言っても、いきなり会社を辞めたりとか、
無謀なことはやめてくださいね。

会社を辞め、退路を断つことで、
ネットビジネスで成功した人も何人か知っていますが、
お勧めしません。

自分の小遣いはビジネスで稼ぐ、
と家族に宣言するなど、もっと可愛いレベルから始めましょう。

家族は喜んで応援してくれます。

ビジネスで稼がなければ、
同僚と飲みに行けない、
昼食も食べられないとなれば、
それなり生存に関わってきます。

生命維持に関係すると脳が判断すれば、
勝手に「やる気スイッチ」を入れてくれます。

あなたがすべきことを探してきて、
あれをしろ、これをしろと、
命令してきます。

後は、あなたは脳の命令に従って、
作業を進めるだけです。

「やる気」に必要なのは「根性」だ、
のような考え方から脱却しましょう。

根性論では何も解決しません。

脳も身体の一部で、
基本言うことを聞きません。

脳を思い通り動かすには、
脳が動かざるを得ない状況を作ることです。

あなたではなく、あなたの脳に、
やる気スイッチを押してもらいましょう！

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