売れる記事を書くための「古典的な」方法

けんすけです。

ネットビジネスでは、よくブログを使ってセールスをします。

アフィリエイトであれば、ブログ記事で商品を紹介し、販売ページに飛ばして無事成約すれば報酬になります。

記事だけで商品に興味を持ってもらい、
「買おうか」という気になってもらうために、
様々な型やテクニックが開発されています。

ここではその内のひとつ、昔からセールスをする際に行われていた古典的な方法を紹介します。

ブログ記事だけでなく、どんなセールスにも通じる話です。

まず大事なことは
「ターゲットを明確にする」
ことです。

ターゲットは商品によって、
家族持ちの中年男性であったり、
年配の主婦、若いOLなど、様々です。

誰に向けた記事を書くのか、
それが決まらないと書きようがありませんね。

ターゲットを決めず、
ただ、淡々と商品のメリットを説明したところで、
売れることはありません。

と、言うか、読んでもらえません。

読者が「自分のこと」として捉えないからです。

読者に「自分ごと」と感じてもらうには、
ターゲットに響く記事でなければなりません。

そのために、ターゲットが憧れ、
自分と同化できるエピソードを入れ込みます。

「この人ができたのなら私も」
と思ってもらえるようなエピソードです。

テレビCMでを例にすると、
出てくるタレントさんは、性別・年齢はターゲットに近い人です。

視聴者がその方の颯爽とした（愉快そうなetc）姿に憧れることで、
商品の購入につながるわけです。

記事では映像は見せられないので、
エピソードで共感または憬れを呼び起こします。

エピソードで惹きつけておいて商品の説明に入れば、
読み進めてくれます。

たが、その際、商品の細かいメリット・デメリットをくどくど書くのはおススメできません。

どんな商品でも、デメリットはあります。

10のメリットを説明して納得してもらっても、
1のデメリットが気になり出すと、
結局買うのを止めてしまうかもしれません。

だから詳細な長短比較はせずに、その商品によって得られる将来像に話をシフトさせます。

よく、言われることですが、スコップを買う人はスコップなど欲していません。

スコップは「穴」をあける手段にすぎず、欲しいのは「穴」です。

商品を買うことで「何が変わるか」「何が得られるか」が重要なわけで、
そこをきちんと訴えないと、買ってはもらえません。

これも当たり前のことですが、
商品によって得られる将来像は、ターゲットが憧れているものである必要があります。

例えば、同じ「車」というくくりでも、
車種によってターゲットは異なり、
車に期待することも変わってきます。

高級車であれば社会的ステータス、
ワゴン車であれば荷物の運搬や多人数でのドライブ、家族での楽しい旅行など。

欲しいのは「車」そのものではなく、それによって得られる「快楽」「便利さ」です。

車のテレビCMを見ると、しっかりとターゲット設定がされていて、
その層に対して未来像を訴えているのが分かります。

ブログ記事では、ターゲットが共感できるエピソードと、
それによって得られた結果をしっかり書き込むことです。

ダイエット商品をセールスするなら、
「太っていてこんな困ったことがあった」⇒
「これを実践したら見事に痩せた」
という流れですね。

理屈で説得するよりも、結果を見せることで、
読者の感情を動かします。

人は感情で判断し、感情で動きます。

頭ではなく、感情に訴えることを意識して、記事作成に取り組んでください。

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