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ターゲットに刺さらない広告は広告ではない!

けんすけです。

当たり前のことですが、広告の目的はセールスです。

だから広告は、買いたいという「気持ち」にさせるものでなければいけません。

ターゲットが購入を決断するのは、
買いたいという気持ちや衝動に突き動かされるからで、
論理的な理屈は、その「気持ち」を正当化する後付けに過ぎません。


ターゲットの気持ちを動かすには、
購入によって得られるベネフィットを見せることです。

生活が便利になる、お金が節約できる、気持ちよく過ごせる云々。

「明らかな利益」がイメージできて、
それが値段以上と判断すればセースルは成功します。


さて当然ながら、ベネフィットと言っても、何でもいいというわけではなく、ターゲットに刺さるものでないと意味がありません。

例えば、カップ麺は発売当初、既にインスタントラーメンが一般化していたこともあり、「カップが付いていて便利」というベネフィットが、理解されずに伸び悩んでいました。

ブレイクしたきっかけは、例のあさま山荘事件で、機動隊がカップ麺を食べる映像がテレビで流れたこと、というのは有名な話。

「手軽に野外でも暖かい食事ができる」というベネフィットに、多くの人が気付いたんですね。


もうひとつ例を出すと、プリンターのセールスでも「高速印刷ができます」と言っても「別に急いでないから」と興味を持たない客に、さらに「インク量が半分で済みます」と言えば刺さる。

ビネフィットは、ターゲットが求めていることを、ストレートに提示しなければいけません。

それが広告の役割となります。


また、ターゲットに身近な、イメージしやすい形で提示することも大切です。

またカップ麺の例ですが、面白い話を読みました。

日本でブレイクした後、アメリカに進出するのですが、
全く売れなかったそうです。

そもそもラーメンというもの自体、
アメリがでは一般的ではなく、
興味を持たれなかった。

そこで、中身は全く同じまま、
ラーメンではなく「具が多いスープ」として宣伝したところ、
大ヒット商品になったそうです。

アメリカ人にとって、
ラーメンよりもスープの方が身近で、
イメージしやすかったということですね。


例えば副業系の教材のセールスなら、
「アフィリエイト」や「アドセンス」という言葉を使い、
そのメリットを強調しても、刺さらない。

馴染みがない言葉が使われている広告を見て、
いちいち意味を調べたり考えたりする人はいません。

もっとストレートに、
「月5万の収入がほしくありませんか」
と言えば興味を持ってくれる。

刺さる広告を作るには、
身近でイメージが湧きやすい言葉で語りかけることです。


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