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ポジティブ、ネガティブ、その中間、あなたはどこに着地する?

けんすけです。

ポジティブシンキングが推奨され、ともかく明るく、前向きに考えようと、言われている中、あえてネガティブ思考になりなさいと、勧めている人もいます。

私は以前の記事で、ネガティブ思考を推奨する意見を批判しました。

今もその考えは変わらずで、ネガティブな心の状態が、生産的な活動に結び付くことはないと思っています。

ネガティブとは、過去を悔い、未来を悲観し、自己否定している状態で、行動することに恐れを抱きます。

自分の行動が、悪い結果を生むと信じ、行動できないでいます。

現状を改善するには、何らか行動を起こす以外にはなく、じっとしていて、棚から牡丹餅的に、状況がよくなることはありません。

だから思考を前向きにし、自己肯定感を高め、行動を起こせるよう自分を鼓舞する必要があるのです。


さて、最近、ネガティブでもポジティブでもなく「中庸」を行け、という意見を目にしました。

ポジティブ思考は、悪い状態であっても「ムリに」よい方に考えようとするので、心に負担がかかる。

ムリに前向きになろうとせず、ネガティブとポジティブのどちらでもない、中庸の心になることが自然な心の状態だ、というのです。


特に現代人は、ほっておくと、ついネガティブ思考に陥りがちです。

未来に対し、楽天的な予測をすることが、加速度的に難しくなってきています。

未来に対する不安は、そのままネガティブ思考を呼び起こします。

そこを、ポジティブに切り替えるのは、パワーが要ります。

ネガティブからポジティブに、逆側に振り切るためには、それなりにムリをせねばならず、それよりもまず中庸を目指そうというわけです。


私はポジティブ派ですが、この意見には一理あると感じています。

中庸とは、起きた物事に対し「良くも悪くもない」と思うことです。

物事の悪い面ばかり考えてしまうネガティブより、よほど健全です。

この中庸思考は「ムリにポジティブにならなくていいよ」という癒し系の考えが元になっていますが、もう少し深い意味を読むこともできます。


「色即是空」とは般若心経の一節ですが、よく、「形あるものは必ず滅する」という無常観と解釈されます。

でもその他に、「すべての物事には色がない」という解釈もあると知り、なるほど、と感心したことがあります。

全ての事象は、よくも悪くもない、良い悪いの色を付けるのは人の心。

元々色がないのですから、解釈次第でどんなことでも「良い色に」することができるのです。

ポジティブ、ネガティブという発想から一旦離れ、物事をあるがままに見て、良い悪いを決めないという中庸の発想は、この般若心経に通じるところがあります。


とは言え、これはそう簡単なことではありません。

仏教的な悟りにも似た境地で、誰でもすぐに実践できるというものではないですね。

人間は感情の動物なので、直面した事象に対し、どうしたって何らかの感情を持ちます。

その感情は、大抵の場合、「良い」か「悪い」かどちらかなのです。

良い感情であれば、そのまま維持すればいいのですが、問題は悪い感情を抱いた時です。

その物事のよい面を探し、悪い感情を良い感情に転換させるのがポジティブ思考。

一旦その物事を思考から切り離し、波打つ心を平静に戻すのが、中庸思考。

あなたの感情は、どこに着地するでしょうか。

ネガティブの払拭が、現状打破の鍵です。感情をコントロールするあなたなりの方法を、ぜひ身に付けてくださいね。


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