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失敗は失敗のもと、成功は成功のもと

けんすけです。

失敗は成功のもと、とはよく言われることですが、これはうまくいかない時の「励ましの言葉」であって、必ずそうなる、というものではありません。

失敗した後成功するかどうかは、その時々の状況によります。

成功するのは失敗しても諦めなかった場合に限られ、途中で投げ出してしまえば、もちろん成功はありません。


失敗し始めると次々と失敗が続き、うまく行く時は、次々うまくいく。

そんな経験はありませんか。

私の個人的な体験では、失敗が次の失敗を引き寄せる、ということがよくあります。

いわゆる「踏んだり蹴ったり」という状態ですね。

例えば、ある日のこと、

会社へ行こうと家を出たらスマホを忘れているのに気が付き、

急いで部屋に戻った拍子に家具に足の指をぶつけ、

自転車で駅へ急いでいたらタイヤがスリップして転倒した。

身体は痛む、背広はどろどろで、「何でこんな目に」と思わず吐き捨てたくなります。


一週間単位で見ても、調子が出ず、怒られてばかりの週があり、

ひと月単位でも、今月は成績があがらなかった、と溜息をついたり、

1年を振り返っても、今年は悪いことばかりだった、と嘆いたりします。

失敗は失敗のもと。

身体に好調不調のリズムがあるように、仕事や直面する出来事にも、一定のリズムがあるようです。

悪い時は悪いことが重なるものです。


好調続きの時はよいのですが、問題は不調が続いた時です。

特にビジネスでは、いくらがんばっても売上が立たない、集客ができない、なんてことは珍しくありません。

そんな時は、打開するよいアイデアも出てこないもの。

副業でやられている場合、そこが挫折ポイントになります。

全く前に進んでいない、と悩み、作業することがムダに思えてきます。

失敗は成功のもと、という前向きな気持ちになど、なかなかなれないものです。

冒頭でも触れましたが、成功は継続の先にしかありません。

失敗続きの時、どう乗り切るかが、ビジネスの成否を決めます。


個人的に推奨したいのは、タスクの細分化です。

どんなビジネスでも、多数の様々な作業の複合で成り立っています。

例えばブログ運営にしても、「記事書き」というと漠然としていますが、「ネタ探し」「キーワード選定」「構成案」「ライバル調査」などにタスク分解できます。

その中には、考えずにできる単純作業も含まれています。

「ライバル調査」であれば、ググって出てきたサイトの中から、気に入ったタイトルをメモするとか。

そういう「失敗しようのない」作業をリスト化しておいて、失敗の連鎖に陥ったら、生産的なことは諦め、そちらに没頭するようにします。

単純作業なら、やった分だけ確実に進みますので、達成感もあります。

何日かする内、気分が落ち着き、また気力が漲ってきたら、創造的な作業に着手しましょう。

何かアイデアが出たら、恐れずに試してみましょう。

失敗、失敗と続く中で、小さな成功がつかめれば、リズムを変えるきっかけになります。

成功は成功のもと、の流れに乗ることができれば、ビジネスは継続できます。


失敗が続いても諦めないよう、自分なりの脱却法を見つけておきましょう。

しばらく休む、というのも一法です。方法は人それぞれ、自分に合うやり方を探してみてください。


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