ブログは100記事スタートと言うけれど…

けんすけです。

60歳で定年を迎えたのを機に、ビジネスを始めました。

セドリから始めたもののうまくいかず、
アフィリエイトに転向したのですが。。

実は、アフィリエイトは再現性がない、
一部の人しか稼げない、
というネット情報を得ていて、
アフィリエイトを始めるのは覚悟が必要でした。

セドリ、アフィリエイトと、連続して挫折したら、
心が折れて、
もうビジネスは諦めることになる。

だから、
「始めたからには、何とか稼げるようになるまでやるしかない」
と心に決めたのです。

教材を買って、
無料ブログから始めたところ、
翌月には1万の報酬が発生しました。

そこで「これ、いけるかも」
と思い、高額塾に入り、
本格的にスタートしたのです。

ブログも無料ブログからワードプレスに鞍替えし、
せっせと記事を書き始めました。

※詳しいことは省きますが、ワードプレスは、
自分専用のブログを開設するためのソフトです。
無料ブログより複雑な準備や操作が必要になります。

そして、すぐに思い知ることになりました。

「最初の1万はビギナーズラックにすぎなかった」
ということを。

アフィリエイトの手法はいろいろありますが、
私が取り組んでいたのは、
商標アフィリエイトという、
当時最も稼ぎやすいと言われていたやり方です。

簡単に言うと、商品の名前をキーワードに入れ込んで、
商品名で検索したユーザーに訪問してもらうというもの。

元々その商品に興味を持つ人たちですから、
記事の品質が多少低くとも、売れていきます。

そう、塾で教わった通りなら売れていくはずだったのですが、
私の記事からは一向に報酬が発生しません。

SEOの観点から、1記事2500文字以上を目安しとして、
1日1記事平均になるように、
ひたすら書きまくりました。

3カ月後には100記事に到達！

それでも報酬はゼロのままです。

同じ頃始めた塾の仲間は、
3カ月目で既に30万くらいの報酬を得ていました。

こうなると、
「なぜ、自分は…」
という思いが湧いてきます。

同じことを教わり、
同じようにやっているつもりなのに、
結果は既に天地ほどの差が…。

嫉妬も湧くし、
自信もなくすし、
自分を卑下したくなります。

100記事とは、文字数にして、
少なく見積もっても25万文字以上です。

仮にライターとしてこれだけの文字数を書いていれば、
文字単価0.5円としても、
12万5千円になったはずです。

でも、ビジネスを、そういう時給的な考えで取り組むと、
まず挫折します。

ビジネスは、特に初期の頃は、
労働量に見合った報酬は得られないのが当たり前。

それでもコツコツと続けられるかが、
成否を分けるのです。

そう分かっていても、
考えてしまうのが、
長年サラリーマンをしてきた人間の悲しさと言いますか。

時給脳が沁みついているんですね。

私の場合、ようやくまともに報酬が上がるようになるまで、
半年かかりました。

やっとこさ、それなりの成果が得られるようになって、
ほっとしたのも束の間、
次の難題が降ってきました。

それは「モチベーション」という、
制御不能の厄介者のことなのですが、
それについてはまた後日お話します。

ビジネスは、難題を次々クリアしていく、
まさにロールプレイングゲームですね。

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