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Not dead yet

パリオリンピックのスケボーで、日本の堀米雄斗選手が金メダル。彼の信条はNot done yet、「まだこれからだ」ということらしい。若者らしくかっこいい。自分も使ってみたいが、60代も後半になると、Not dead yet! 「まだ死んじゃいねぇ」の方が似合っているかも。死ぬまでに達成したい目標があるか?

目標をどう設定するか

目標の設定と言うのは低すぎてはしょうがないが、高すぎても実現できなくてスローガンで終る。若い頃から仕事でも趣味でも達成できない目標をいったいいくつ立ててきただろう。歳を重ねるとともにこれからたてられる目標も限られてくる。ランについても達成できそうな短期目標を立てつつ、夢を抱かせてくれる憧れの目標を見据えていきたい。 

短期的な目標

短期の目標は、これから数ヶ月、つまり今シーズンの現実的目標とすべきだろう。目の前、9月に迫ったシドニーマラソン、それに続く11月のニューヨーク・シティーマラソン、ここで3時間1桁、できれば3時間5分以内で走ることだ。両方とも起伏の激しいコースで、日本のフラットなコースのタイムより5分は遅れそうだ。さすがに故障明けでサブスリーを狙うと言うのは現実感がない。でも過去2回の海外マラソンでは61歳のボストンが3時間11分、65歳、故障中のベルリンが3時間24分、今年の勝田が3時間5分と言うことを思うと3時間1桁は達成不可能な目標ではなかろう。

中期の目標

中期というのは僕の年齢なら来年かな。もはや70代となる3年、4年先のランニングは中期目標とは言いにくい。今の体調で病気と怪我をしなければ来シーズンはいけるだろう。となると来年はフラットなコースのマラソンレースで、サブスリーを狙うというのが上等かもしれない。ウルトラは昨年のサロマで疲弊して75歳までは出るつもりがなくなった。しかし富士登山競走の5合目コースをクリアして市民ランナーのグランドスラムと言うのがにわかに気になってきた。来年サロマのサブ10を狙うか。となると4月長野、6月サロマ、7月富士登山競走山頂コース、こんな感じになる。さすがに詰め込みすぎか? 昨年故障中もやったパターンだ。

夢の長期目標

これはもう70歳でボストンマラソン・サブスリー。誰も信じないが、僕にとってワクワクするような夢の目標だ。可能性は果てしなく低い。しかしだ。Nothing is impossible. 本気で取り組めば可能性はゼロじゃないだろう。なんといってもそれまで元気に走り続けられなければならない。70歳は次回のロサンゼルスオリンピックの年だ。Not dead yet!

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