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小澤メモ|NOSTALGIBLUE|思い出は青色くくり。

55 デカフ・モーニング・クラブ。

実施ミニマム人数は2人。
以前にNOTEした、コロナ禍におけるオッサンのバスケ案件、デカフ・モーニング・クラブ。キーワードに早朝、エアゾル回避、ソーシャルディスタンシングといったことを盛り込んだプレイグランド・バスケットでのドゥ・ザ・ライト・シング(案件)だ。自分とボーラーのABの2人で始めたもので、ハードにピックアップをしたい気持ちを抑えて、コロナ禍における、なんとかキープ・オン・ボーリングするための端っこ活動。8月からはじめて、すでに3ヶ月続けている(3ヶ月もコロナ禍は小康状態。ゴートゥは自分の実家はパスしても誰かの実家のふるさとに行くことじゃん!)。自分もABも、そのプレイスタイルはテクニカルやハンドル・スキルの脇は甘い甘いショートケーキ並みで、どちらかというとフィジカルでガシガシぶつかって泥臭くやって生き残ってきたタイプ。だから、カフェインレスでデカフなコンタクトなしのプレイグランドは物足りないったらありゃしない。それでも、続けてみようということで3ヶ月。今では、このデカフ・モーニング・クラブの有意義性に気づいて、それなりに楽しくやっている。今回は、それを整理してNOTEしておきたいと思う。というのも、そんなデカフ・モーニング・クラブの取材をしたいという話があって、そのプロットにしておきたいからだ。

朝7時から2時間。
まずは名前の由来から。デカフ・モーニング・クラブ。これは、直訳すればカフェインレスなモーニングコーヒーを飲むこと。それをプレイグランド・バスケットにそのまま置き換える。1、早朝にプレイする。2、バチバチの濃厚接触になるフィジカルなプレイグランド・バスケットをガツンとくるエスプレッソのショットに例えるなら、これは接触プレイなしのカフェインレス(デカフ)という例え。3、屋外エリアでボールを共有しないというデカフ。4、黙々とシューティングとファンダメンタルを各人で徹底するというデカフ。5、プレイグランドを他の人の出入りがあるカオスにしないというデカフ。6、早朝のため、移動経路も混雑を避けることができる。7、リモートワークになったのもあり朝の通勤時間分を有効活用できる範囲で実施する。8、ボールの洗浄はNBAのバブル施設が採用しているメソッドに則ってクリーンナップする。9、そして。2時間のシューティング中に、体を動かし続けながら、話しておきたいこと、確認しておきたいこと、時事ネタ、新しいプロジェクトのアイデア推敲などをしてしまう。終わったら、各人のフィールド、仕事へと速やかに移行する。これがデカフ・モーニング・クラブだ。

コミュニケーション・スポーツ?
当初から、スポーツにおいてはなかなか難しいと思われたソーシャルディスタンシングを、このモーニング・クラブならば、ある程度は成功させることができると想像はしていた。しかし、プレイハードが好きな自分としては、そんなに面白いことではないだろうなと覚悟もしていた。それがどうだ。シューティングしながら、共通の好きな案件であるプレイグランド・バスケットにおける今後のアイデアを話したりするコミュニケーション・スポーツとして、かなり有効的だった。ハリウッド映画のウォルー街とか企業もの、はては『ケープフィアー』のようなサイコスリラーものでも、とにかくエスタブリッシュメントを気取ったやつらの知的コミュニケーション・スポーツとしてよく見るスカッシュのシーン。あの朝から汗を流しながら、ジジイたちが先物取引の話をしてスコスコとスカッシュしているよりは、このご時世、コミュニケーションとしてだけでなく、密を避けたりまっとうさでもマシだと自負したい朝のシューティング。しかも、実施ミニマム人数2人で行う他のスポーツ、例えば野球だったらキャッチボール、サッカーだったらPK、テニスやバドミントンやピンポンだったらラリーといったものは、どうしたってボールをシェアしなければならない。しかし、デカフ・モーニング・クラブはそれすらないのだ。

デカフ・モーニング・クラブ発信。
そんなコミュニケーション・スポーツでデカフなハビットをしばらく続けていると、“こんなことをやってみよう”とか“こういったことをプレイグラウンドに対してできるのではないか”といったアイデアが生まれてくる。ブラッシュアップできる。そして、新しいコンテンツが動き出す。コロナ禍だから、たった1人のジョグやシューティングでも良かったのかもしれない。しかし、それではプレイグランド・バスケットについてのアイデアや新しいアプローチは考えもしなかったと思う。実施ミニマム人数を2人にしたことによって、生まれてきた発想があったのは間違いない。これから自分とABが取り組んでいくことは、(後遺症問題と感染した場合の隔離措置と自分が主因による周囲への感染リスクに対して現状よりもう少し判然としてこないかぎりは)デカフ・モーニング・クラブを実施し続けること。そして、プレイグラウンドでクリエーションすることを愛してやまない、通い過ぎだったり、好き過ぎだったりして、まるでそこに住民票を置いている定住者のような人々にフィードバックしていく事業案件を立ち上げ、キープオンしていくこと。その輪郭がはっきりしてきた。そのプロジェクトの名前もすでに決まっている(GO PARKEY)。自分もABも、ビビっているんじゃなくて、自ら納得したかたちでやりたいことをしたいだけ。人に迷惑をかけないのはもちろん、自らの価値観に責任をもって遂行したいだけ。コロナ禍を振り返って、いつか、そんな時代があったねと歌える(by 中島みゆきさん)時が来るのを信じて、今は基礎体力を維持して、デカフ・モーニング・クラブをキープオン。そして、フィジカル方面は物足りないが、その分、コミュニケーション・スポーツ方面でどんどんアプロードしていきたいと思っている。今はそんな季節。そんなとき。映画『ケープフィアー』のロバート・デニーロになるわけにはいかないなと。新しいプレイグラウンド・バスケットへの“ドゥ・ザ・ライト。シング”を必ず報告したいと思う。55

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