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視界の美しさを求めて

人生で、穴あけパンチを自分で選んだことはなかった。

これまで職場のものを職場で使うことはあっても、それは私物ではない。自宅で仕事をするようになり、初めて「自分の穴あけパンチ」を買う必要が出てきた。

そんな穴あけパンチを買うのに1ヶ月以上もかかった話。

なんとなくで買えない

どれを選んでも使う目的は同じ、紙に穴を開けるのみ。フォルムもほぼ同じ、違いは細かいデザインや色だけ。それだけなのに、これからわたしの手元に置いておくわたしが使うものを「なんとなく」で選びたくなかった。

たくさんの商品を検索し、レビューがあるものはレビューを見て、メーカーの商品説明を読み込んだ。
わたしはレビューは多くても少なくてもどちらでもいい。レビューの数や誰かの評価よりも、自分が惚れ込めるかどうかという感覚を一番大事にしている。価値観は人それぞれだから、なんでもそうだけれどなるべく初めからフィルターをかけて物事を判断したくない。

穴あけパンチ選びにおいてわたし的に外せないポイントはデザイン。デスクにポンっと置いておいても不快にならないシンプルな美しさ。色は洗練されていてほしい。白が希望。形は決まったものなので限度はあるけれど、チープな雰囲気はなるべくないほうがいい。材質大事。使い心地が良ければ尚嬉しい。

そんな条件で探して完璧だったのが「PLUS 穴あけパンチ」。
さすがに、穴あけパンチひとつでここまで吟味する…?と自分で思い始めたところだったけれど、こだわって良かった。
無駄なデザインがなくて全体が白いのも、サイズガイドが金属なのも良い。裏面のカバーは半分だけパカっと開いてくれるところも楽。さらに本当に軽く穴が開くから使い心地も◎。


こだわり強めの頑固者

わたしはさまざまなことにこだわりが強い。
特に視界の美しさを守ることは暮らしの絶対条件と言っても過言ではない。
ここで言う"美しさ"とは自分にとっての、なので、他人から見たら荒れた部屋な場合だってあるけれど。
わたし的に視界が乱れていて美しくないものが目に入ると、極度のストレスを感じてしまう。

今は多くのものを断捨離で手放し、大好きなものだけに囲まれて生きている。そうすると、穴あけパンチひとつでも「なんとなく」は許せないのだ。

今回のお買い物の過程で、こうしてわたしの世界が作られているのだなとふと思った。
偶然穴あけパンチを買うタイミングで思っただけでファッションアイテムやコスメなど、身の回りの全てのものが同じ感覚。わたしにとってお家はある意味結界のようで、大切なものしか「仲間入り」できない空間でありたい。

こだわり強めでそこに関して譲歩できない頑固者。側から見たら面倒なわたしだけれど、わたし自身が満足しているからこれで良い。
これからも好きなものは好き、こだわりを持って視界の美しさを追求していきたい。


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