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エッセイが好き

ふと、エッセイ本を読みたくなった。
理由は分からない。


ほっこりする気持ち

なぜか「エッセイ本」を読みたいと思って、自分の心の思うまま、好みそうな本を探して図書館で借りた。全くの無知状態から手にしたい場合、好きじゃなかったとき本を無駄にしなくないからなるべくまずは借りるようにしている。

見つけたファッション関連のエッセイ本。知識や情報が詰め込まれたようなものではなく、理論的にアパレル業界について書かれたものでもない。ただ日常に存在している"ファッション"というものについて書かれた本。作家さんが思う服。ジャンルが偶然ファッションだっただけで"暮らしのエッセイ"といってもいいものかもしれない。

読み始めて数ページ、ふふっと笑うことがあった。
あぁなんかいいな。こういう感情ってエッセイじゃないと感じられない気持ちだな、と思う。


日常に寄り添うもの

思考や考え方、何を思いその行動をしているのかなど、人の頭の中を覗かせてもらえる感覚があるからエッセイが好き。

全然別系統の、自己啓発の類もよく読む。今の社会の流れとか人気のある何かの術のようなものを感覚で掴めるし、自分の知らないことをどんどん吸収していたいからジャンルで避けることはしたくなくて。

最近はあまり読めていないけれど小説も結構好き。簡単に別の世界に入り込めるし、現実とそうでない場をどちらも感じながら生きることは自分の視野が広がるようで良い。

ただエッセイは、何も考えずぼんやりしながらでも読めるというか、何か学びを得たいとか何かから逃れたいとか、今とは別のところへ行きたいとか、そういう強い気持ちがなくてもフラットに楽しむことができるものだと思っている。疲れた日にも、ちょっとクスッと笑いたい日にも、エッセイは最適。日常に寄り添ってくれる気がする。だから読みたくなるのかな。


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