伊予松山城~貴重な建築が多数現存する城
愛媛県松山市にある伊予松山城は、現存天守のある12の城のひとつです。天守以外にも残存建築が多く、21棟が重要文化財に指定されています。これは、姫路城(74件)に次ぐ日本で2番目の多さです。
重要文化財の現存天守 松山城の築城を開始したのは、豊臣秀吉に仕えた武将・加藤嘉明です。関ヶ原の合戦で東軍に与し、伊予20万石の大名となりました。嘉明が会津に移封された後、松平氏の時代に城が完成しました。親藩の普請であるため、現存天守で唯一、瓦に「葵の御紋」を持ちます。
伊予松山城の