岡山の名城・備中松山城の天守を"普段見えない角度"から見る
岡山県高梁市にある備中松山城は、全国に12しかない「現存天守」のひとつがあることで知られています。
天和3(1683)年に修築され、明治維新以降も解体されることがなかった天守は、国の重要文化財に指定されています。また、天守の背後にある「二重櫓」も重要文化財です。今年11月4日~5日に内部が特別公開され、貴重な機会を逃さないため訪問してきました。
現存唯一の「山城」の天守 備中松山城が築かれたのは、標高430mの小松山山頂です。中世には、さらに奥の大松山に城が築かれてい