見出し画像

ともだち

トドロワ プロレチナ 288×202mm
“Friends” by Proletina Todorova

 鯱鉾は体の一部だけが魚ですが、金色の魚…と言えば、やはり鯉を思い出す方が多いでしょう。高価な錦鯉は、いやま世界中で人気が高く、日本にもたくさんの業者が買い付けに来ているそうです。この作品もブルガリアの作家さんによって制作されました。
 黒い紙を切り抜いて下から赤や金色の紙を入れて彩色していますが、黄色い紙を鱗状に切り抜いたところもあり、とても凝った作り。真っ青な背景が、赤や金色をさらに引き立てています。とても鮮やかで、美しい作品です。
 同じ鯉を描いていても、神田さんの作品は水草や睡蓮も描き、背面にはぼかしの水色を入れました。どちらもそれぞれに美しく、個性的なので、ぜひギャラリーで見比べて見てくださいね。

(「金の輝き」出展作品  2024.6.12~6.29 於:剪画アート&スペース http://bit.ly/hc8WTq)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?