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私にとって演劇は。

自分はなぜ演劇が好きなのか。

それは、演劇を通して生きるうえで大切な様々なことを学ぶことができるからだ。と言っていた理由を最近見失っていました。
近頃は、自分が周りと比べて実力がなくて悔しいという感情ばかりに飲まれてしまっていたり、好きな作品に関わりたいから芝居をする選択肢を取っていたように思います。
もちろんその感情と思いも大切にしていきたいものだけれど、今日インプロのワークショップを受けたことで、そうだ。私はこうやってから自分のことをもっともっと知ることができる感覚や、大切なことが学べる幸福感が好きだったんだ。と自分の「好き」の本質を実感することができました。

初めてインプロに触れたのは約1年前。大学の演劇教育とインプロの授業がきっかけでした。
当時も毎回毎回の授業が楽しくて面白くて仕方なくて、演劇最高!大学最高!と思っていました。ちょうど青の素に参加している時期ともかぶっていたから実践の場もあって尚更、本当にいろいろなことを考えていたことを思い出します。

「Give your partner a good time(相手によい時間を与える)」
やっぱり私はこの言葉が大好きで、相手を輝かせることができる人は、自分をもっと輝かせることができるんだと思わされます。
相手を輝かせるということは、楽しませるということで、そのためにはまず自分も相手も楽しいことがとっても大事なんだなと。相手をとっても大切にすることと自分が検閲をかけないフラットな状態でいることが大切なんだなと。
舞台でこれができてるかって言ったら全然まだまだだし、日常生活一つとってもやっぱり難しい。でもこの考え方をじぶんの根本に持っておくことはすごく大切だと思いました。

あと失敗は悪いことじゃない!って考え方がすごく好き!!これ、頭でわかってはいても、なかなか失敗を恐れないことは難しいです。でも、ワークを通して失敗したことをみんなが褒めてくれるので、失敗はGIFTでみんなの学びになるし、何よりチャレンジすることに価値があるのだということを実感できる!
そうして心理的安全性の高い場所が出来上がっていくから、みんなチャレンジするし、みんながリーダーシップを発揮することができる場所になるんだなと思いました。

帰り際みくさんがチラッと、虹の素はもっとみんなで責任とか色々なものが分散されるようにになったらいいね。っていうようなことをお話してくれて、めちゃくちゃ合点がいきました。

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こんな感じになったら、最強だよなとずっと思っていたので、今回のWSを経て、虹の素をもっと心理的安全性の高い場所にしていきたいなと思いました。失敗を褒めるまで行かなくても、失敗を責めない。とか、チャレンジしたことにフォーカスが当てるようにしていきたいな。
もちろん今もシェアード・リーダーシップに近い形ではあるけれど、もっと一人一人が沢山提案できるようになったりしたらいいなと思うので!

ふー!ここまで考えたこといろいろ書いたけど、ほんとに今日は楽しかったし、何より栄養がぐるぐる回る感じで、すごく生きてるってすばらしい!って思っている!!!
もっと、キース・ジョンストンやインプロについて学んでいきたいと思います。
学びと学びの円が重なり合う瞬間に、たまらない喜びを感じます。

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