見出し画像

気にしてもしょうがない

最近風邪を引いた。
熱はないが急に咳が長く続いたりするから厄介である。
先日仕事先の人と電話していたら
「私も罹ってるんですよ。最近流行っているみたいで3週間からひと月くらい続くらしいですよ~」
と聞いて嘘でしょ…と思ってしまった。
 
フリーランスにとって体は資本である。休めばその日の売り上げはない。だから日頃から体調の管理は気を付けている。
少し熱っぽいなと思えば、とにかく熱いお風呂に入り、思い当たる薬を飲んで、水を飲んで、夏だろうが厚着をして、早めに寝る。途中起きて汗を吸ったインナーを着替えて、また無理やり寝る。
それを繰り返すと翌朝はかなり体調が戻ってくるので、薬を飲んで仕事に行く。
 
そんなに気を付けているのに何故?と思うだろうが、この前の気候が良かった夜に、調子に乗って窓を全開で寝てしまったのが原因だと思う。
気が緩んで「気持ちいいな…」と思いながら寝てしまった代償だろう。
油断禁物である。
 
電車移動の時はマスクをしている。
たまに車内で咳が出ると、冷たい視線を受けることがあるが以前より減った気がする。
日本特有の空気感がコロナの終息の方向に流れたんだなと思う。
マスクをしていない人がいても煙たがるように見る人はいない。
 
たまに思うのは、個人が意見を尊重することと全体が足並みを揃えて進むことのちょうど良いバランスは難しいなと思う。
 
個人の意見を重視すれば、それぞれの主張はそれぞれ尊重されるべきとなるが、それぞれがバラバラに行動するので、ゴールに向かう力は弱くなる。
逆に個人を重視せず、全体を揃えれば集まった力によってゴールに向かう力は推進力を増すが、個人は役割の一部を担って個性を抑えないといけない。
 
それがよく表したのがCOVID-19による感染者数と死者数だったと思う。
自由を主張する国の方が数は多く、統制された国ほど少なかった。
(各々意見はあると思うけど…)
そんな中、世界から見て日本は民主主義を掲げる国の中でも圧倒的に感染者、死者数は少ない珍しい国だった。
その要因は何だったと考えるとそれは「空気」だったのかなと思う。
日本古来から続く社会性がこの結果をもたらしたのだと、自分は勝手に思い込んでいる。
 
改めて世界でも特殊な国が日本なんだろうと思う。
当然それが各個人に最適だとは思わない。
 
何でもそうだが、良いも悪いも表裏一体である。
その中で自分がどうして行くのか選択をしていくのが人生なんだと思う。
総合的に判断して自分に会うのなら留まるのも良いし、会わないのなら世界の中から自分に会う国を探すのもいいと思う。
 
相手に変化を求めるのではなく自分が変化した方が短いと言われる人生を楽しめるのかなと思う。
 
//////////
 
そんな事を自宅のベランダに椅子を出してゆったり書いていると咳が出なかった。
どうしてなんだろう?気にしてもしょうがないか…
 
最近植え替えた植物が横にあるけど一向に大きくならない。
いつになったら本気を出すのだろう…?
それとも自分が何か間違えているのか?
それにしても休日なのに薬のせいでお酒を飲めないのは残念だ。
体調は大事である。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?