noteで有料コミュニティを始められたキッカケは同僚との飲み会だった

こんにちは、note株式会社の仙田です。

実は3ヶ月ほど前からnoteのメンバーシップという機能でサブスクコミュニティを個人運営しています。

初めての一人暮らしの様子を垂れ流しているだけなんですが、30名ほどの方が参加してくれています(といってもほぼ同僚です。感謝)
投稿してて楽しいですし、ちょっとだけ収益にもなっています。

最初、「自分がメンバーシップで収益を得るなんて無理だろう」と思っていた。収益化を始めるのって結構ハードル高いですよね。

そんな僕は同僚との飲み会で連日背中を押されたことがきっかけで始めることができました。
今回僕自身がメンバーシップを始めるまでの経緯を書いてみます。

興味はあるけどどうしたら…という方の参考に少しでもなれば。

 この記事はnoteのみんな Advent Calendar 2022の14日目の記事です


一生で一度の経験なんだから!と飲み会にて

メンバーシップを始めた最初のきっかけは会社の飲み会。
当時引っ越したばかりで、飲み会の日が人生で初めて借りたアパートで寝泊まりする日でした。

それを同僚に話したら「それ記事に書いたら?一生で一度なんだから!」と提案されました。
それもそうだと思い、3時ごろに帰宅して勢いで書き上げた記事がこちら。

特に公開するつもりもなかったので、翌日飲み会にいたメンバーにだけ見せたら「絶対公開したほうが良い」と背中を押され公開したのでした。

これが思ってた以上にいろんな人に読んでもらえました。
(同僚からは「独房みたいな部屋だね」と言われました)

翌週くらいの飲み会で、別の同僚に「あの記事面白かったから、メンバーシップやってみなよ!」と言われました。
当時は有料コミュニティをやるつもりは全くなかったし、「誰も参加しないですよ!」と反論したものの、その同僚たちがメンバーシップへの加入を確約してくたこと、そしてお酒の勢いで、その場で価格設定をしてプラン申請をしてしまいました。あんなのシラフじゃできなかった。

メンバーシップの三つのプランが並んでいる画面。月額300円、1000円、7000円のプランがある
3つもプランを作り、しかも1つは月額7000円という強気の価格設定。名前もふざけてる。
案の定誰も入っていません。

実はnote社、ゆるくメンバーシップをやっている人が多い

そんな経緯で始めたメンバーシップですが、僕はInstagramみたいな感覚で写真中心に日々の出来事を投げています。
投稿頻度にムラはありますが、数日に一回くらい。

メンバーシップ投稿のスクリーンショット。タイトルは「10/16 5人前のボロネーゼソースを作ってしまった」
料理を作りすぎたとか
メンバーシップ投稿のスクリーンショット。タイトルは「8/15へたっていたカーテン(段ボール)を割り箸で補強した」
カーテンを半分しか注文してないとか
メンバーシップ投稿のスクリーンショット。タイトルは「9/16 サラバ、愛しき実家布団よ」
ベッドを買ったから実家から持ってきてた布団を返したとか

くだらない内容ですが、シンプルに更新が楽しいしメンバーから一人暮らしのアドバイスを貰えるのでありがたいです。

ちなみに今まで一番嬉しかったのは、僕のメンバーシップに参加してくれていた方が新しくメンバーシップを始めてくれたこと!

コメントのスクリーンショット。仙田さんの一人暮らし日記が面白かったので始めてみました!ゆるやかに更新していきます!
こんなに嬉しいことがあるだろうか


余談ですが、実はnote社にはゆるーくメンバーシップをやっている社員がたくさんいます。月額100円で個人的な日記を書いている人が多いです。

お互い仲良い人同士で入り合っています。タイムズの有料版みたいな…?

参加している同僚のメンバーシップ一部。
日記や移住の話、個人開発の話など、仕事とは関係ないテーマでみんなやっています。

「みんなに読まれたいわけじゃないけど、お金払っててでも読んでくれる人には読んでほしい」くらいの温度感でしょうか。でも運営は肩肘張らずに、気軽にみんな投稿している印象。
リモートワーク中心の中で、パーソナルな話ができる一つの機会になっているかも。楽しいのでおすすめです。

きっかけがないと有料化に踏み出すのって難しい

会社の同僚に直接「仙田さんのメンバーシップ面白くていつも楽しみにしてます!」と褒めてもらえることがあります。
一人暮らし初心者の日常を垣間見る機会が普段無いかららしいです。

ただ、自分では大して面白いと思っておらず、たくさん投稿して数でカバーしてます。

自分にとっては当たり前のことでも、他人から見ると面白いこともあるんだな〜と感じると同時に、そんな自分の強み(?)って周りから言われないと気付きにくいかもしれません。

そして自分がメンバーシップを始められたのは、すでに同僚のメンバーシップに入ってて、「気楽に運営していいんだ!」と思えていたこと、メンバーシップに入ってくれると約束してくれた同僚に背中を押されたことでした。

その飲み会で食べた焼き鳥

みなさんの周りにも、「あの人、すごいおもしろいんだよなあ。あれについて書いてほしいな…」と思う方がもしいたら、メンバーシップを提案してみてはいかがでしょうか。
「ゆるくメンバーシップやってみてくださいよ!私が入りますんで!」みたいなノリで。可能なら飲みの席で。
知り合いを誘って一緒にメンバーシップを始めて、お互いに入ってみるとかもアリかもしれないです。


ちょっと無理やり宣伝ぽくなってしまいましたが、メンバーシップに限らず、なにかしらの新しいことを始めるにはきっかけがないと難しいものだな〜と、当たり前のことを再確認しました。

そんな創作・発信のきっかけをnoteが提供できるように、これからも頑張っていかなきゃな〜と、もっと当たり前のことも再確認しました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?