味わいは○○に例えてみよう

日本酒居酒屋「なかぐろ」の店主、飯島です!
今回は自分の好みの味わいを表現するためにはどんな言葉を使ってどのような表現をすればいいのか?を探っていきたいと思います。

皆さん、日本酒飲んだときに味わいを他の人に説明することってありますか?お店でお酒を注文するときぐらいしか味の説明ってしませんよね。。。
「スッキリしたもの」とか「辛口ください!」とか…
※「辛口」については以前の記事を見てもらうと分かりやすいです(笑)

普段飲んでるときは、「あ!これ好き!」とか「んーなんか独特な味だなぁ…」なんてことを思いつつ飲むくらいじゃないですかね。
基本的にはこれでいいと思います!
日本酒を含めてお酒って頭で考えて飲むよりも、何も考えずに飲むほうがいいと思うんです。(もちろん、そのお酒を勉強したい!っていうときは頭で考えながら飲むことも必要ですが、フツーはなかなかそういう場面って無いですから…)
でも、お店でもどこでも自分の好みの味わいを自分なりの言葉で伝えることが出来たらもっと日本酒が楽しく飲めそうだし楽しくなりそう!
でも、どうやったら…

大丈夫です!

お酒を飲むたびにあることをすればいつの間にかスイスイと表現できるようになりますよ!それは・・・

「香りと味を何か食べ物に例える」です!

え??それだけ?って思った方。。。それだけです(笑)
簡単じゃん!って思うかもしれませんが、いざやってみると意外と難しいもです。
毎回、飲んだ時にこの香りは…「○○に似てるなぁ」とか、この味って「○○に近い味がする」って、必ず何か食べ物に例えます。最低1つ。多ければ多いほど良いですが、なかなか初めのうちは自分が思っているよりも出てこないものですよ。難しくても、それでも必ず何かに例えてみてください。

そのあと、お店で飲んだ時とかは店員さんでもいいので「これってどういう香り・味わいがするんでしょう?」って聞いてみましょう!(この質問にきちんと答えられないようなお店は専門店じゃないかも…日本酒に詳しくない可能性ありですね)
お店じゃないときは、何か記録を付けていくと思い出しやすいです。
可能ならばお店の人や一緒に飲んだ人に感想を聞いて他の人の意見も聞いてみましょう。
ここで重要なことは、その人の感想が自分と全然違っていてもイイんです!味や香りの感じ方ってコレが正解!っていうモノがある訳ではなく、あくまで主観的なものだから。

重要なことは自分自身で香りや味わいを分析して例えること。
例えば「この日本酒って、バナナの香りがする」とか、「ヤ〇ルトの味わいがする!」とかとか…自分が感じた通りでいいんです!
そうやって例えることで少しずつ自分の舌の日本酒アンテナを増やしていくっていうイメージです。
最初のうちは例えるのが難しくてギリギリ1個とかしか出てこないかもしれません。それでもいいんです!頑張って何かに例えていく。毎回やっていくうちに2個、3個と例えることができるようになります!
そうすると、普段の食事でも香りと味わいに注目するようになったりしますよ。

香りと味わいがスムーズに例えられるようになると少しずつ表現もできるようになるはずです。よかったら試してみてくださいね

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