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アガサ・クリスティー『青列車の秘密』読書会のお知らせ

せんだい探偵小説お茶会では、3月25日(土)にアガサ・クリスティー『青列車の秘密』読書会を開催いたします。

まずはホストからの案内文をどうぞ。

3月25日仙台ポアロ、26日福島ミス・マープルで春のクリスティー祭り

福島に先駆け、クリスティー『青列車の秘密』読書会を開催いたします。

豪華列車<ブルー・トレイン>内で強盗殺人事件が起きた。被害者の別居中の夫が逮捕されるが、ポアロは他の人物に容疑を向ける。

今更ご説明するまでもないですが、1926年、クリスティーは、夫の情事や最愛の母親を亡くし、精神的に不安定な時期にあり、謎の失踪を遂げます。
『青列車の秘密』は、その失踪後に執筆され、彼女曰く「書きたくなくても書かなければならないプロ作家の厳しさを自覚した作品」という趣旨の回想をしています。

作中、様々な境遇・立場の女性が登場し、ポアロは、その女性たちに向けて、こう語ります。
「わたしはこれまで生きてきて、あることに気がつきましたよ――"人は望んでいるものを手に入れる!"だから、分かりませんよ」
「人生は汽車ですよ、マドモアゼル。走り続けるんです。それはいいことですよ」
「汽車をお信じなさいマドモアゼル。汽車を走らせているのは神ですからね」

これらの言葉に、物語の進行とは別の、クリスティー自身を鼓舞しているかのような表現に思えます。
あなたは、どうお感じになるでしょうか。

■日時

3月25日(土)16:30~18:30
※リアルでのご参加の方
お申込みいただいた方に場所(宮城県仙台市内)をお知らせします。開場は 16:00予定です。
※オンラインでのご参加の方
Zoomを予定しています。お申込みいただいた方にアクセス先をご連絡します。
カメラオフOK、中座ありです。16:15からアクセス可能です。

■準備物

課題書
『青列車の秘密』(クリスティー文庫)
お好みのお飲み物、おやつ

■お申し込み

氏名・連絡先、リアルとオンラインどちらにご参加されるかを明記の上、sendai.mystery@gmail.comまでご連絡ください。
メールの件名に【『青列車の秘密』読書会参加申し込み】とご記載ください。

参加申し込みいただきました方へは、主催者側から受付完了のメールをお送りします。

■申し込み期間

リアル、オンラインとも3月22日(水)まで
但し、リアル会場は定員5名・参加費500円、オンラインは定員10名です。
いずれも先着順、定員に達しました場合は、その時点で締め切りとなります。

読書会は18:30でいったん終了しますが、その後はオンラインのみで19:00より懇親会も予定しております。
ご都合のつく方、話し足りない方はぜひご参加ください。

また、当日は参加できないけれどココロは読書会、課題書の感想を伝えたいという方も歓迎です!
本お茶会メールにお送りいただければ、当日ご参加の皆様にご紹介します。

皆様のご参加をお待ちしております。


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