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小栗虫太郎『聖アレクセイ寺院の惨劇』『夢殿殺人事件』読書会のお知らせ 

せんだい探偵小説お茶会では、6月24日(土)に小栗虫太郎『聖アレクセイ寺院の惨劇』『夢殿殺人事件』読書会を開催いたします。

まずはホストからの案内文をどうぞ。

暗く長い不安が蠢いていた曇天の下に一筋の光が垣間見えはじめた昨今。
せんだい探偵小説お茶会のハイブリット読書会でも、リアル参加者が増え、懇親会で交わす祝杯に歓喜を覚え、その栄光に包まれたまま、次回読書会を目論む本ホストは天球に美しく響く音楽のようなテーマを聖剣を握る騎士の如く翳したのであります!
そのテーマとは、小栗虫太郎が創造した、人智を超えた詭計に挑む名探偵。法水麟太郎の事件簿から、意外過ぎる推理饗宴の軌跡を発表順に追って行きましょうという、神秘と論理の宝玉でありました!
初登場の「後光殺人事件」は2022年2月に「完全犯罪」と一緒に行われ、好評(?)と歓喜(?)に包まれて大団円(?)で終えることができました!
それでは今年、最初の事件から続く二つ怪奇と奇跡の事件を追ってみようではありませんか!
一つは、東京西郊Iにある極東のロシア人によって建立された、聖アレクセイ寺院で堂守が自室で刺殺される。そして堂宇に続く構内には足跡がなかった「聖アレクセイ寺院の惨劇」!
そしてもう一つは、神秘主義的教団の施錠された夢殿で起きた二重殺人の怪事件「夢殿殺人事件」!

おお、福音が齎されてか。な、なんと、お得なことにどちらも青空文庫で読むことが出来ます!
さりとて、河出文庫で手に入れられる「法水麟太郎全短編集」は現存するウイチグス呪法典といっても過言ではないので(あくまでも個人的な意見であります)、本棚に納めてみては!
絶版ではありますが、他にあらゆる出版社からのテキストがあります。もし、書棚の奥に眠っているのであれば、蘇らせることで光輪に包まれるかもしれません!

ああ、ミステリのミステリたる所以の究極の顕在化!
その深淵に触れてみるのは如何ですか!
次なる法水麟太郎事件簿の深淵に触れられるかは、6/24に審判が下されます!
皆様の参加と満席となることを祈っております!
妖精たちの審判は如何に。

■日時

6月24日(土)16:30~18:30 (時間をお間違えないように!)
※リアルでのご参加の方
お申込みいただいた方に場所(宮城県仙台市内)をお知らせします。開場は 16:00予定です。
※オンラインでのご参加の方
Zoomを予定しています。お申込みいただいた方にアクセス先をご連絡します。
カメラオフOK、中座ありです。16:15からアクセス可能です。

■準備する物

課題短編『聖アレクセイ寺院の惨劇』『夢殿殺人事件』小栗虫太郎 著
青空文庫でも読めます。どの出版社でも大丈夫ですが、オススメは河出文庫の『法水麟太郎全短編集』です。
お好みのお飲み物、おやつ
会場代500円(会場参加の場合のみ。)

■お申し込み

氏名・連絡先、リアルとオンラインどちらにご参加されるかを明記の上、sendai.mystery@gmail.comまでご連絡ください。
メールの件名に【法水麟太郎の事件簿読書会】とご記載ください。

参加申し込みいただきました方へは、主催者側から受付完了のメールをお送りします。

■申し込み期間

リアル、オンラインとも6月22日(木)まで
但し、リアル・オンライン合わせて定員15名です。
定員に達しました場合は、その時点で締め切りとなります。

読書会は18:30でいったん終了しますが、その後はリアル(居酒屋)とオンラインで19:00より懇親会も予定しております。
ご都合のつく方、話し足りない方はぜひご参加ください。

また、当日は参加できないけれどココロは読書会、課題書の感想を伝えたいという方も歓迎です!
本お茶会メールにお送りいただければ、当日ご参加の皆様にご紹介します。

皆様のご参加をお待ちしております。


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